3959.~美術系大学、合格~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「目標が定まると」(12月25日)
おはようございます。中野坂上教室の福沢です。
先日、指定校推薦で美術系大学を受験されたTさんが、見事合格されました。
1年前まで進路についていつも迷っていたTさんが大学生になると思うと、心の底から喜びが沸き上がってきます。
デザイン系の仕事に就きたい、だから指定校推薦をもらって受ける、と決めてからは、実技を習うための予備校にも通い、空いた時間に自分の作品を一生懸命に制作していました。
教室では、指定校推薦をもらうために内申点を上げることに専念しました。
一緒に英語を訳したり、英語の提出物を作成したり、ドキドキしながらの半年でした。
指定校推薦をもらえることが決まってからは、面接の台本作りを一緒に行っていきました。
試験当日は、自分の作品を面接官に説明しながら、自己アピールを行ったとのことでした。
自信はないと言いながらも落ち着いた様子で、“受かっているのでは”と感じさせる雰囲気がありました。
結果発表の日、なかなか連絡がなかったので、こちらから恐る恐る連絡してみると、
「合格の連絡がありました。疲れて寝ていました」という明るい声が返ってきました。
目標が定まると、がんばるぞ、がんばるぞ、と一歩一歩、自分のペースで歩いて行けるのだな、とTさんを見ていて感じました。
まだ、これから試験を受ける生徒さんもたくさんいらっしゃいます。
一人ひとりの目標に向かって、これからも一緒に歩いていきたい、一緒に合格の喜びをかみしめたい、と思う毎日です。
◇ワンポイント・メッセージ
好きなことなら頑張れる、という生徒さんがたくさんいらっしゃいます。誰でもそうではありますが、その傾向が教室では特に強く見られます。平均的に成果を上げることを目標とすると、この傾向はマイナスのことと捉えられがちですが、個性を生かす、好きなこと、得意なことを伸ばす、それを強みとするという観点に立つと、この志向は大きなプラスです。早く、そこに気づいてあげましょう。Tさん、美術系大学の合格、おめでとうございます。