4166.~手応えを~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「合格という結果が・・・」(8月25日)
おはようございます。中野坂上教室の福沢です。
とてもうれしい報告を受けました。
中学受験のための学習をしている6年生のTさんから、
「先生、英検3級に合格したよ!」という報告を受けました。
受ける前は、「多分駄目だと思うけど、・・・」と言っていたTさん。
教室ではライティングの練習プリントを作成して、練習しました。
一次試験の結果がでたときには、教室のドアを開けるやいなや、
「あたし、一次試験受かったよ!!」という笑顔の報告がありました。
「今度は、二次試験がんばるね」と、今までにない前向きな言葉も飛び出しました。
講師も、「良かったね、がんばったね。先生もうれしい!」と思わず声を上げていました。
そこから、Tさんの中学受験の学習に対する姿勢も変わってきました。
計算練習にも熱が入り、計算ミスもほとんどなくなりました。
そんなTさんを見て、試験でも検定でも合格するということはすごいことだな、と思いました。
合格という結果が、本人の気持ちや姿勢をこんなにも変えるということに、今回も驚かされました。
次に待ち受けている中学受験で、Tさんが今以上に笑顔になれるように、
講師としても一そう気を引き締めて授業に臨んでいこうと思います。
◇ワンポイント・メッセージ
「合格という結果が、本人の気持ちや姿勢をこんなにも変える」、この一言につきますね。どんな励ましよりも、どんな褒め言葉よりも、どんな共感よりも、どんな慰めよりも、自身による自身の学力の証明が自身を変えます。Tさんは、小6で英検3級合格という快挙でしたが、そこまで大きなタイトルでなくてもいいのです。定期考査の得点が10点上がった、漢字テストの得点がアップした、ある問題を本当に理解できた(納得できた)、・・・という手応えで良いのです。多くの課題に当たるのではなく、集中させ、習熟させて、確実な学力を形成させていきましょう。