4138.~自力学習、第一歩~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「今日分からなかったことを、今日分かるように」(7月23日)
おはようございます。相模原教室の北村です。
中学生のN君はエレファースの日は学校の帰りに直行で教室に来ます。
先日は、教室に着くなり、
「今日、学校でやった数学、テストに出るって言ってたけど全然わからない!」と、
その日の授業内容のプリントを出しました。
その時期はテスト前だったので、対策の授業内容を準備していましたが、
今日分からなかったことを、今日分かるようにしておくことが大事だと思い、急遽対応することにしました。
因数分解の解き方は、いきなり説明することは難しく戸惑いましたが、N君と一緒に学校のおさらいするつもりで、
ゆっくりと説明を進めて行きました。
N君もところどころ、数時間前に、学校で先生が説明された授業の内容が理解できた様子で、
「それ、先生が言ってたことだ!」、「そういう意味だったのかー」と良い感触を示してくれました。
そのおかげで、その日のうちにN君は因数分解の大筋を理解できました。
◇ワンポイント・メッセージ
「自分が、理解できていない」ということを認識できること、これは自力学習の第一歩です。そして、その上で問題解決の対策をとれることがその第二歩。N君、そこまで既に到達していますね。N君の積極的意欲、講師はすぐに喜んでサポートします。「今日分からなかったことを、今日分かるように」、この姿勢を生徒さんも講師も徹底させていきましょう。