2753.~自立的学習へ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)</a>
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
~今日のElephasブログ:「電気が光ったみたい!」(2月6日)~
おはようございます。津田沼教室の千山です。
その日は6年生のK君と、図形の面積を求める問題に取り組みました。
長方形、三角形、円など、個々の公式はよく覚えていて
単純な形であれば、難なく求めることができます。
けれども、その時の問題は、扇形と三角形が組み合わさって1つの図形になっていました。
どうしたらいいか、K君は戸惑って手が止まってしまいました。
そこで、折り紙を使って切ったり折ったり・・・。
言葉で説明しても分からなかったことが、見ることで理解できたようでした。
「正解できたね」と言って、赤で丸をつけると、
「頭の上で、電気が光ったみたいだった」と言ってくれて、嬉しくなりました。
発達支援教室Elephas(エレファース)http://www.zoukei-rythmique.jp</a>
◇ワンポイント・メッセージ◇
「頭の上で、電気が光ったみたいだった」、とはすばらしい表現ですね。
「分かった!」という実感は、K君にとって忘れられないものとなったことでしょう。
「分かった!」という経験があればこそ、分からないときに質問することもできます。
また、理解や記憶が不十分なところは繰り返し学習するなど、
やがて自ら学習を調整することができるようになります。
頭の中の曖昧さに整理がつくことによって、何をどのように学習したら良いかが、
少しずつ体得できてくるのです。
それができてこそ、自習は自立的なものとなります。
中学進学を前に、K君、とても良い状況ですね。
造形リトミック研究所
発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/</a>
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