2681.~生活に活かす~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)</a>

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
   日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

  ~今日のElephasブログ:「10分前」(11月15日)~
   

おはようございます。越谷教室の御供です。

社会人のIさん。お買い物であったり時刻であったりと、日常生活に役立つ学習もしています。
時刻の学習は、時計を見て何時何分か読んでいくものと、
1分間ってどの位の長さなの?1時間ってどの位?という感覚的なものがあります。

これまでお仕事に出かけるときには、
「8時20分に家を出るので、8時10分にトイレに行く」というように、時刻で準備を進めていました。

ところがつい先日、家を出る時間が8時40分でOKの日のことです。8時10分にトイレにいく気配がなかったので、お母様がお声をかけたところ、なんとIさんは「10分前の8時半に行けばいいでしょう?」
これまでのいろいろな取り組みが、実生活の中で活きたものとなってきた出来事でした。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)http://www.zoukei-rythmique.jp</a>

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

算数の文章題もそうですが、言葉を概念として理解するのではなく、
言葉に対して記号的に反応している段階があります。

「ぜんぶで」はたし算、「のこりは」はひき算、というように。
時刻における「何分前」「何分前」においても同様の段階があります。

でもIさんは、「10分前」を概念として獲得できてきたようですね。
大きな一歩です。

 

造形リトミック研究所
発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/</a>
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