4122.~読解力を育てる~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「一字一句丁寧」(7月5日)
おはようございます。越谷教室の田中です。
今年1月からお通いの小3のWくんは、語彙力があり知識欲も旺盛な元気な生徒さんです。
国語の音読では、2,3回読むと文を覚えてスラスラと言うことができます。
しかし、文を途中まで読むと、自分で勝手に続きを変えて読み進めてしまうこと
(帰っていきました、を、帰ってしまいました、の様に)がありますが。
一方で、読解問題でつまずくことはまだ多くあります。
読めるのに、「うーん」とWくんはいつも悔しそうでした。
話の大筋は外れないものの、問題によっては間違えた答えを導いてしまうことがあります。
そこで、初見の短い文章を一字一句丁寧に読む練習を始めました。
始めてからまだ数回ですが、文末の読み違いはなくなってきました。
毎授業で丁寧に取り組んでいき、
「読解問題は得意だよ」と言ってもらえる日を楽しみにしています。
◇ワンポイント・メッセージ
「一字一句丁寧に読む練習」、良い試みです。そもそもElephasオリジナルの読解ワークは、逐語訳ではありませんが逐語、逐文解釈のためのワークです。このElephasワークを併用して、読解の基礎能力を育てていきましょう。しかしこれのみに絞るのではなく、学校での教科書のテキストにも並行して取り組んでいきましょう。