4117.~積み重ねとなるように~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「スラスラ解いて、全問正解!」(6月29日)
おはようございます。国立北口教室の八箇です。
小6のRくんの理解の速さと問題を解くスピードに驚かされることがあります。
講師が、プリントに載っている図形と同じ形に切って、各頂点の内側にA~Hと記入したものをプリントの図形に重ね180度回転させて、
「点Aと点Eが重なるから点Aに対応する点は点Eとなります。点Bと・・・」、
「先生、もうわかったから大丈夫」。
(講師の説明が最後まで必要のない様子))
「え~っと、点Gと対応する点はCで、辺BCに対応する辺はFGで、辺EFの長さは5cmで・・・。出来ました」、
スラスラ、スラスラと解いて、全問正解!
「分数の割り算は、÷の後ろの分数の分母と分子を入れ替えて、さっき行った掛け算と同じように・・・」、
「先生、もうわかったから大丈夫」。
(再び講師の説明が最後まで必要のない様子)
「え~っと、÷3分の5だから5分の3にして・・・。出来ました」。
スラスラ、スラスラと解いて、再び全問正解!!
これからも、スラスラ解ける問題を少しずつ一緒に増やしていきましょう。
◇ワンポイント・メッセージ
Rくん、スラスラ解けてどんなにか気持ち良かったことでしょう? 「対称な図形」のような、これまでの積み重ねを余り必要としない単元は、自信回復のチャンスです。「対称な図形」で手応えをつかめれば、「他の単元にも挑戦してみよう」という意欲が湧いてきます。私たち講師にとって大切なのは、ここで得た自信を失わせないようにすること。基礎学習をしっかりと継続的に進めて一つひとつが積み重ねとなるように焦らずに進めて行きましょう。