- ~モデリング~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「味のあるカエルに」(6月27日)
おはようございます。国立北口教室の御供です。
梅雨とはいえ、夏の日差しが連日続いています。
そろそろ梅雨明けでしょうか?
教室では6月のテーマとしてカエルの絵や工作に取り組みました。
同じテーマで皆さん楽しみますが、実は課題や目的は生徒さんごとに異なります。
その日のT君のカエルの工作の課題は、曲線切りでした。
曲線切りは左手の動きも重要になります。
目の部分の小さな円を講師がお手本として切るところを見せ、
成功するイメージを持たせてから、顔の部分の大きな円はT君が切り進めました。
出来上がりはT君らしい、味のあるかわいらしいカエルになりました。
◇ワンポイント・メッセージ
他者の行動を見ていると、見ている人の脳がそれを学ぶと言われています。ですから、モデリングはとても大切です。モデリングは、「やってみなさい」といきなり言われるより安心感が持てるという心理的利点に加え、予習効果があるということです。誰かが行っているのを見ていて、自分もできるなと思ったら手を出すことができる。このような生徒さんが少なくありません。安心して授業に取り組めるように、モデリングを適切に、また有効に行っていきましょう。