3588.~学習の原点を~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「誰とも比べず、自分のペース」(10月8日)
おはようございます。津田沼教室の酒巻です。
1コマの授業の中で、生徒さん一人ひとりに
「今回はこれができるようになれば」といった目標設定があり、多くの課題をこなさない場合もあります。
その目標も、例えば難しかったところ、わからなかったところを質問することができるかとか、
宿題の内容を自分自身でも決めることができるかなど、
学習の理解や定着に直接関わらないものも時としてあります。
生徒さん一人ひとりの特性やペースに合わない取り組みをしても、
学習が苦痛でどんどん嫌いになってしまうばかりだからです。
その日の目標を達成できたときの生徒さんたちはとてもいい顔をしています。
「次もまた出来るかも」、「自信がついてきた」・・・。
そう感じてくれているのは、誰とも比べず、自分のペースで学習できる安心感があるからだと思います。
本来、学ぶことは楽しいこと。
そして、生徒さんたちは皆、もともと「学びたい」気持ちをもっています。
勉強することは「苦痛なこと」ではなく、「ワクワクすること」にシフトしていくことは大切なことだと実感しています。
◇ワンポイント・メッセージ
今日のブログ、良い言葉がたくさんありますね。
「目標設定」:これは不可欠です。しかも1回1回の授業ごとに。
「誰とも比べず」「自分のペースで」:個別学習のメリットを活かしましょう。個ごとに、対策も異なります。適切な対策の選択こそ、講師の任務です。
「安心感」:安心感があってこそ、間違えを受け入れ、訂正することもできます。
「本来、学ぶことは楽しいこと」:幼児の学習に垣間見られる、この学習の原点を忘れずに。