3575.~促す~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「成長」(9月23日)
おはようございます。武蔵境教室の柿沼です。
長雨から一転し、酷暑となった今年の夏。
コロナの影響で通常より早く2学期が始まった学校もありました。
そんな中、子どもたちはしっかりと成長を続けています。
目で見える成長といえば、生徒さんの身長です。
1学期の終わりにはお母さまや講師の目線は確かに下を向いていたはずなのに、
1週間後には並び、2学期の今ではすっかり逆転された生徒さんがたくさんいらっしゃいます。
精神面での成長も見受けられます。
高学年になり、巣立ちの準備を始める気配が感じられてきているのです。
それまではお母さまにべったりだった生徒さんがお迎えの時に手をつながなくなったり、
促されていた帰りの挨拶を自ら行いさっとドアに向かったりと頼もしい姿です。
一方で、言葉や所作が荒っぽくなることも見られるようになりました。
講師は生徒さんに、
「自分で思うより手足も伸びていて、これまで届かなかったところまで当たってしまうことがある。
自分が思うよりも声も力も強くなっているので、相手のダメージが大きくなる」ことを話します。
体と精神の成長のバランスが難しい成長期。
感情的になることなく、気付きを促すように対処しようと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
「促す」、すばらしい対応ですね。療育の仕事に就いた若き日に、私はある師から学びました。「一度言って理解されるものではありません。繰り返し促すことです」と。「いくら言っても分からないからと叱るのではなく、促し続けることです」。Elephasの教育理念である、「あせらない、あきらめない、あまやかさない」とも通ずるものです。事あるごとに、講師にも親御さまにも伝えさせていただいています。