3538.~方策を積み重ね~

3538.~方策を積み重ね~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「ちょっと魔法みたいに見えるかも…」(8月11日)

おはようございます。津田沼教室の堀です。

Aさん、支援校に通う小学5年生の女の子はエレファースに通って2年です。

彼女はまだ発語がありません。

こちらの話すことは理解しています。

ひらがなやカタカナも読めていると思います。

だいたいは間違えずに書くことが出来ます。

通い始めるとすぐに絵を描くことがとても楽しくなり、毎回笑顔で教室に飛び込んで来るようになりました。

ただ、思いが上手く伝わらない時に癇癪を起こしてしまうことが多く、「もっと描きたい」という気持ちから授業を終わりに出来ずに怒り、泣いて帰ることが多くありました。

その後、授業では筆談での会話練習をしたり、最初に授業内容を相談して決定したり、時計で終わりの時間を確認したりしました。

様々な授業を経て少しずつ落ち着いて終了できる日が増えていきました。

先日、Aさんの入会時に体験授業をした講師が授業を見学することがありました。

その時にAさんがとても落ち着いて授業をして、終了時間できちんと挨拶をして終わりにする様子を見て、

その成長ぶりや変化に大変驚き感動していました。

2年の月日が少しずつ成長させてくれたのですが、その違いは歴然としたものだったようです。

とても嬉しくなりました。

成長記録をビデオ録画して早送りで見てみたいようです。

もしかしたら、ちょっと魔法みたいに見えるかもしれません。

そして、今もその魔法が続いていると思うとワクワクします。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

そうですね。「魔法みたい」、そんな感じかもしれません。しかし、成長のためには、講師はしっかりとした方策を積み重ねているのです。①筆談での会話練習をしたり、②最初に授業内容を相談して決定したり、③時計で終わりの時間を確認したり・・・。講師の経験則から試みられた方策、それは、「あきらめない、あせらない、あまやかさない:3つのあい(愛)」に裏打ちされたものです。何れにしても、Aさんの成長はとても嬉しいものですね。

 

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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