3487.~思考を柔軟に~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
※4月13日より、オンライン授業を開始いたしました。
~今日のElephasブログ:「角度を変えてみれば」(6月13日)
おはようございます。津田沼教室の織戸です。
手洗い・手指の消毒やマスクの着用などコロナウィルス感染対策が私たちの生活の中で定着してまいりました。
やっと通えるようになった学校や職場でも以前とは異なる形式が多くなり、皆様戸惑われることもあるかと思います。
Elephasでも対面授業を行うにあたり、感染対策を徹底しております。
中でも久しぶりに教室にいらした生徒さんが気になるものが、講師と生徒さまの間に新しく設置された対面シートです。
透明なので、お顔もよく見ることができますが、いつもないものが気になります。
「出来たー!」とハイタッチしようとすると、一枚透明な板がある。
これだけでも大きな変化と捉え、戸惑う生徒さんもいらっしゃいます。
しかし、この一枚の透明な板で、楽しみながら授業をすることもできました。
顔を上げた時になかった平面があることで、いつもよりも前面空間に意識的に集中し、音が出ることで上下左右を確認する・よく見るなど生徒さんの新しい発見もありました。
隔たりや不便と感じるものも角度を変えてみれば、新しい学びや発見に。
これからの生活や授業の中でも楽しみながら、多角的にものごとをみていきたいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
オンライン授業だけでなく、対面シートにも思いがけない効果があるのですね。「隔たりや不便と感じるものも角度を変えてみれば」、正にその通りですね。この機会に、そんな思考がひとり一人の生徒さんの中にも形成されていくことができれば、それはすばらしいことです。これも一つのSST。困った時にどうするか、また同じ状況や事態もいろいろな見方が可能であり、明るく快活に捉えられる力を育む。私たち自身、講師として、また生活者として、思考を柔軟に、更に感性を磨いていきたいものです。