3485.~プラス思考で~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
※4月13日より、オンライン授業を開始いたしました。
~今日のElephasブログ:「無駄にしなかった4月5月」(6月11日)
おはようございます。国立北口教室の今村です。
就業技術科の受験対策で教室に通い始めた中学3年生のY君。
1回授業をしたところで、緊急事態宣言があり、2回目からはオンライン授業になりました。
まだ、教室での学習に慣れていない状態でいきなりオンライン授業を始めたので大変だったと思いますが、とても頑張りました。
パソコンの画面からハキハキとした声が講師に届き、やる気が伝わってきます。
受験の学習を始めたことが嬉しくてたまらない様子です。
そのY君と6月から教室での学習を再開しました。
再開の日、Y君がカバンからドサッと取り出したものを見て講師は感心しました。
オンライン授業の教材として大量に送ったプリントが全て、細かくカテゴリーごとに分けられ、更に答え合わせ未…などとクリアファイルに付箋を貼って見事に整理されていたのです。
そういえば、面接の練習で長所を「整理整頓が得意」と言っていたと思い、講師は
「すごい、すごい。これは本当に素晴らしい長所だね」と心から褒めました。
にこにこと照れ臭そうにしているY君の表情を見て、「なんとしても合格してもらいたい!」と心に強く思いました。
無駄にしなかった4月5月を土台に一緒に頑張りましょう。
◇ワンポイント・メッセージ◇
プラス思考であるか否かが問われた、4月、5月。Elephasでは、学校がお休みとなったその直後から生活表の活用と、学習計画の作成を促してきました。緊急事態宣言発出の翌日からはオンライン授業の研修に入り、そこから数日間のあいだに授業スケージュールを組み、ひとり一人の生徒さんに教材を送付し、発出から1週間のうちにオンライン授業をスタートさせることができました。その時の熱気が、今でも肌に感じられます。休校中は友達に会えない、運動不足になる、学習が遅れる、生活リズムが乱れる、などマイナス面がいろいろと上げられがちですが、そんな状況下でも何ができるかな、どんな工夫ができるかな、とたとえ一つでも何か積極的に工夫できるとすばらしいですね。たとえば、K君の大量プリントファイリングのように。ほんとうにK君、すばらしい!