3422.~今、社会の一員として~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「こんな時にこそ」(3月30日)
おはようございます。武蔵境教室の塩谷です。
現在、日本のみならず世界中で新型コロナウイルスが蔓延し、感染者数が増加の一途をたどっています。
講師自身初めての経験で、不安がないと言えば嘘になります。
大人でさえこんな状況ですから、子どもたちは休校になり落ち着かない毎日を過ごしているのではと危惧しています。
こんな状況の中、イタリアの高校の校長先生が生徒宛てに出したお手紙がとても話題になりました。
「外国人に対する恐怖やデマ、馬鹿げた治療法。ペストがイタリアで大流行した17世紀の混乱の様子は、まるで今日の新聞から出てきたようだ。・・・こんな時にこそ良い本を読んで欲しい。・・・集団の妄想に惑わされず、冷静に、十分な予防をしたうえで普通の生活を送って欲しい。」
こんな時だからこそ、落ち着いて行動することが大事だと本当に思います。
講師としては、きちんと予防し、安心して生徒さまをお迎えし、いつも通りの授業をして安心して頂くことではないかと考えました。
そして、一冊の本を買いました。
久しぶりの哲学書です。
アリストテレス、ソクラテス、カント、ニーチェ等々、学生時代に親しんだ名前が出てきました。
初心に戻り、人間とは何か、自分に何ができるのかを静かに考え、生徒さんの授業にも役立てていけたらと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
「こんな時にこそ・・・」、すばらしい言葉ですね。「こんな時にこそ」、何ができるでしょう。ひとり一人、見つけてみましょう。感染の不安や経済的不安は誰しも持っていますが、それを除けば良いこともチャンスも見つけられそうです。3つの「密」だけを避けて、気分転換を上手にしていきましょう。不急不要の外出自粛の中でも、お散歩や公園での外遊びは推奨されています。マスク、手洗いをひとり一人が注意して実行することは、社会の中の一人としてのりっぱな行動です。感染防止のための責任ある行動、小学生、中高生以上の生徒さんはもとより、小さなお子さんも含め、社会の一員としての責任と誇りをもちましょう。