3412.~結果を出す~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「できないと思っていたことが・・・」(3月16日)
おはようございます。津田沼教室の酒巻です。
先日、K君のお母さまより次のような嬉しいご報告を受けました。
学校で三者面談があったそうです。 学校の先生から、
「何かできるようになったことはありますか?」という質問に、K君は
「かけ算の筆算とわり算の筆算です」 と自信に満ちた表情で即答したそうです。
K君は、新しい課題に取り組もうとすると、
「これはやりません」「できません」などと抵抗感を示していましたが、
慌てず、少しずつ、そして繰り返し九九に取り組み、結果すべて覚えられたことで自信がつき、
その自信がきっかけでわり算にも挑戦し、その勢いでかけ算の筆算、
わり算の筆算と次々に意欲的に挑戦していくようになりました。
ひとりで計算が出来るようになり、さらなる自信がついてきたところだったのです。
新しいことに挑戦してみて、できないと思っていたことができるようになる。
わからなかったことが、わかるようになる。
それがK君にとって、かけ算・わり算の筆算だったこと…。
面談ではっきり伝えられたというのは、とても嬉しくなるご報告でした。
◇ワンポイント・メッセージ◇
「できないと思っていたことができるようになる」、K君にとってこれはとても大きな経験でしたね。教室での努力で、新しいことへの抵抗感が挑戦する意欲へと変化しました。すばらしいことです。自身の経験は、他者からの励ましの何倍も何十倍もの力を持ちます。どんなことででも、どんなに小さなことででも、結果が出せるように導いてあげること、講師としてのとても大切な役割です。