3411.~感性~

3411.~感性~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「繰り返しの中にも」(3月14日)

おはようございます。津田沼教室の堀です。

2020年、新しい年が始まりもう数ヶ月がたちました。

いつもより暖かい日差しの午後、いつものように授業を始め、いつものように

「◯◯くん、こんにちは」と挨拶を交わしていると

とても大きな幸福感に包まれました。

小さい頃から通うKくんとは挨拶の後に

「お名前は?」「何才ですか?」というような質問を繰り返し練習してきました。

毎回、変わらずに笑顔で答えるKくんの可愛らしい様子を見ていたら、ふと

「なんて穏やかで優しい時間なのだろう」と胸がいっぱいになったのでした。

授業内容を考える時、時には何年も同じことを繰り返していると講師として焦りを感じてしまうこともあります。

ですが、その繰り返しの中に全く変化が無いことはありません。

緩やかでも変化し成長していることはたくさんあります。

それを見つけ成長を一緒に喜びながら繰り返していくのですね。

どんな想いをこめてその課題をしているのか…

その想いは伝わりその先に変化として現れるものがあると感じています。

学校が休校の期間、エレファースの授業はどうなるのかと心配しました。

ただ、当たり前にある日常の大切さを思い出すチャンスにもなりました。

その時間、何のためにそれをするのか、そこに何を観るのか…。

改めて、温かな挨拶を交わしあえることに感謝して毎回の授業をしていきたいと思います。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

一日いちにち、ほぼ教室ごとのまとまりでブログをアップさせていただいていますが、各ブログのタイトルは異なってもその底に流れるテーマは教室ごとに共通であることが少なくありません。教室の中に何か共通の風でも吹くのでしょうか。昨日のブログも今日のブログもそのテーマは、日常に流れる緩やかな感性と云いましょうか、生徒さんの気持ちの機微を講師が自然に感じ取り、そこから授業のヒントや成長の気づきを得ています。新型ウイルスの収束が未だ見えないこの毎日は、子ども達にとっても私たちにとっても特別な日々です。いつもと異なる日常において、今はいつもとは異なる感性が働いているかもしれません。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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