3403.~就労に向けて~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「将来を見据えて」(3月5日)
おはようございます。越谷教室の菊地です。
K君、最近は学校の作業の他に、パソコン検定の学習も積極的に行っています。
ある日パソコン検定の案内が学校から渡され、
将来の就職に向けて、ぜひ表計算4級を受験したいとの話になりました。
K君は入力スピードがあるため、十分狙っていける級です。
課題は、「全体的に文章を整える」「エクセル関数を入力する」の2つです。
これを学習目標とし、エレファースで取り組むことになりました。
そこで、「解き方マニュアル」を作成して渡しました。
K君はそれを見ながら、一つ作業しては次のページをめくり、次の作業をしては…と繰り返していきます。
どうしてもわからなくなったら、「『先生』と声をかけること」も約束しました。
K君はあと1年で、社会の一員として働くことになります。
将来を見据えての「検定の勉強」を通して、「困ったことがあれば声を自分からかけること」「報告すること」も大切にしたいと思いました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
K君、パソコン検定4級の取得を目指して、準備が始まったようですね。マニュアルを繰りながら坦々と作業を続けていく姿を想うと、2年前の職業学科受験の頃からまた大きく成長されたように感じます。あの時もラストスパート、持っている力をグーンと伸ばしましたね。いよいよ、就労まであと1年。パソコン技術と共に、就労態勢を学んでいくことはとても大切なことですね。