3389.~決めつけず~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「夢が加わる」(2月18日)
おはようございます。東中野教室の渡邉です。
4年生のAさん、「音読は得意、でも読書は面白くないし、好きじゃない」と。
少しでも楽しいと思えるよう、4コマの絵のお話作りの課題をすることにしました。
3コマの絵は決まっていて、最後の4コマ目は絵も考えてお話も作ります。
毎回続けるうちに色々なイメージが膨らみ、楽しくなってきた様子です。
今度は絵本を使いました。
「次はどんな場面になるかしら?」
絵に描いてからページをめくり、本当の話と比べてみます。
「やっぱり?そうだと思った?」
考えた場面が似ていると、とても嬉しくなります。
満面の笑顔で「私、お話書く人になれるかもしれない!」とAさん。
夢が一つ加わりました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
「読書、好きじゃない」と言っていたAさんが、「私、お話書く人になれるかもしれない!」とは大した変わり様です。自信が出てきたのは、何よりです。すばらしい!ちょっとしたことで、これだけ変われるのですね。だから、「この子はこれが苦手、あれが好きじゃない」、と周囲が決めつけてはいけませんね。