3381.~「3かく・4かく」~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「3かく・4かく」(2月8日)
おはようございます。武蔵境教室の大竹です。
小学2年生のHちゃんは、「三角形と四角形」の単元に入りました。
幼稚園の頃からお通いのため、リズム造形の「3かく」や「4かく」は以前よく描いていました。
また、元々絵がとても上手で大好きな生徒さんです。
プリント学習に入る前に、まずは折り紙を使って、三角形や四角形の形を見ていきました。
辺の部分を一緒に鉛筆でなぞったり、頂点の部分を指で指し示したり。
何度か三角形に折っては「これも三角形だね。さっきより小さい三角形が出来たね」と2人で言いながら、またその辺や頂点を確認しました。
するとHちゃんは、自然とその三角形や四角形の中に「三角形」「四角形」の文字を記入し始めたのです。
「角」や「形」という漢字はまだ習っていないにも関わらず、「漢字でどうやって書くか」を目で講師に聞いてきます。
お手本を見ながら一度書くと、次からも自ら漢字を使って書いていました。
実際に形を作って体感し、そして自ら漢字で書いてみたいと思うほど楽しく進められました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
小さいころから繰りかえし描きこんできた♪「3かく」♪「4かく」が、小学2年生ともなると、何だかりっぱな名前の「三角形」「4角形」となります。でも形の本質は、変わりません。りっぱな名前をもつこの形に、思わず漢字で書いてみたくなったのかもしれません。「3かく」「4かく」との新たな出会いですね。やがてコンパスを使って作図したり、一般形や特殊形の学習をしたり、証明したり、「3かく」「4かく」は数学の世界にまで発展していきます。
お