3360.~分析的に~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「解答用紙から見えてくるもの」(1月15日)~
おはようございます。津田沼教室の酒巻です。
中学校と小学校の大きな違いのひとつといえば定期テスト。
目標に向かって計画的に勉強するというはじめての体験です。
大抵はテストの結果に一喜一憂するもので、結果の良し悪しを点数で判断してしまいがちです。
K君もその一人で、定期テストの問題用紙と解答用紙を「点数下がった…」と気落ちした様子で見せてくれました。
その解答用紙から得られるのは…
最後まで頑張って取り組もうとしていたか、ケアレスミスがどのくらいあるか、普段できている基本問題で得点できているか…など、たくさんあります。
その上で評価できるところを見つけ、
「前回よりだいぶ英単語書けているね」、「途中まで計算合っているね、惜しかったね」など、
K君の頑張りをしっかりと認めてあげます。
K君からは「次は絶対頑張る!頑張って○○高校に行く!」と目標まででき、とても頼もしく嬉しい言葉を聞くことができました。
たとえ点数が以前より下がったとしても解答用紙から見えてくる本人の根気に気付き、それを伝えることが大切だと実感しました。
課題を共有するのはその後です。
学習意欲は周囲の対応の仕方で大きく左右されるものだと思います。
自信をなくしている生徒さんが少しでも前を向けるようにしていきたいものです
◇ワンポイント・メッセージ◇
そうですね、テストの解答用紙からは上に挙げられているように色々なことが把握できますね。そこは、生徒さんへの講師の腕の見せ所でもあります。頑張ったのに点数が思うように伸びなかった時、分析的に良いところを認めてもらえれば生徒さんは気持ちを一新することができます。K君がその良い例ですね。その上に、結果を客観的に見ることによって目標を明確にすることができ、一石二鳥です。K君、学年末テストが楽しみですね。