3356.~パソコン上の一言から~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「パソコン大好き」(1月10日)~
おはようございます。越谷教室の森田です。
早いもので、あっという間に2020年も幕が開けました。
今年も、週の最初の授業で明るくて、元気なYさんに会えるのがとても楽しみです。
Yさんは現在小学校6年生の女の子です。
パソコンクラブに所属していて、とてもパソコンが大好きです。
エレファースの授業の中でも、意思伝達の手段の一つとしてパソコンを取り入れています。
最初は2文字から始めたタイピングですが、今は5文字の言葉もあっという間にタイピング出来る様になりました。
最近では植物や動物や魚の名前など、濁音や、小さな『っ』や『ゅ』などの混ざった難しい言葉にもチャレンジしています。
Yさんの目を見張るような成長ぶりは、面倒なことを嫌がらずに、本当にコツコツと努力する成果なのだといつも感心させられます。
また、最初はぎこちなかったマウスの使い方も今ではとても上達してきました。
マウスを使って文字の色を好きな色に変更したり、イラストを挿入することも出来るようになりました。
絵と言葉をつなぎ合わせるマッチングカードをパソコンの上でも実践しているような感じです。
Yさんは努力の甲斐あってどんどん自分の好きなことができるようになってきています。
パソコンができることでYさんの世界が広がり、4月から中学生になっても楽しい学校生活が送れるといいな、と願っています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Yさんにとって、パソコンは対話の大切な手段となりますね。それを楽しく、またコツコツと努力して上達していることは、何よりです。看護や医療への興味、Yさんが内にもっているたくさんのことをパソコンで伝えてください。パソコン上の一言から、Yさんのことをより知ることができるのは講師としてもうれしいことです。まずはそれを教室で先生と共有していきましょう。Yさんらしい中学生へと成長されますことを。