3341.~問題解決~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「少しずつ時間の意識が…」(12月24日)~
おはようございます。東中野教室の新野です。
中学生のMちゃんはアニメが大好きな女の子。
おうちでアニメ番組を見ることをとても楽しみにしています。
ただつい夢中になり過ぎて、エレファースに来る時間を忘れてしまうことも…。
そこでMちゃんと話し合って、自分の携帯を使って毎週アラームをかけることにしました。
おうちからエレファースまでの時間を考えて、アラームは17:40に設定。
次の週、ドキドキしながら待っていると…5分前に到着!
「Mちゃん、やったね!ちゃんと時間通りに来られたね!すごいね?!!」と声をかけると、
はにかみながらも嬉しそうな表情をするMちゃん。
その次の週も時間通りに到着。
「アラーム効果すごいね!」と言うと、
「もうアラーム使ってないよ。」との答えが…これには講師もビックリ。
テレビの途中でふと時計を見たら、17:45だったそうです。
少しずつ時間の意識が出来てきたMちゃん。
まだ時折忘れてしまうこともあるけれど、
今日も時間通りにMちゃんが教室を訪れるのを、期待を込めて心待ちにしています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
何か問題があった時には工夫をして解決していく、・・・Mちゃんはアラーム機能の活用で時間の意識を持ち始めたようですね。指摘して注意するだけではなく、どうしたら良いか工夫することが大切です。注意は相手をネガティブにさせがちですが、工夫は相手をポジティブにさせることができます。相手を尊重して提案する、そして解決へと導く。こんなプロセスの積み重ねが、自身で問題解決しようとするポジティブな態勢を育てます。