3336.~あそぶこと・まなぶこと~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「文字ならべ」(12月18日)~
おはようございます。東中野教室の渡邉です。
夏に弟さんが生まれてお兄さんになったAくん。
これを機会に『家族』の言葉の勉強をしています。
文字のシールを貼った積み木のブロックを使います。
お父さん、お母さんの絵の上に家での呼び名「ぱぱ」、「まま」と言葉をつくります。
左から並べたり、下から並べたり・・講師が“おん”を声にします。
右からよんでも上からよんでも変わらないことに笑顔でこたえるAくん。
今度は男の子と赤ちゃんの絵の上にAくんと弟さんの名前をつくります。
弟さんの名前を言いながら楽しそうに並べる様子に「大好き」という気持ちが伝わってきます。
「ぱぱ」の時のように下から並べ替えたものを講師が声に出してみると・・・
あら? 名前が逆さまで面白い言葉になりました。
弟さんの名前や「せんせい」の言葉も並べ替えてみます。
違う言葉にするのが面白くてケタケタ笑が止まりません。
最後は頭の音をつなげて違う言葉を作り遊びました。
楽しみながら、言葉の世界がどんどん広げていきたいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Aくん、楽しそうに学習していますね。学習も原点は遊び、楽しいのが何よりです。読み順が変わるとおかしな言葉になることをケタケタと笑えるのは、本当の言葉が身についている証拠です。楽しみながら、文字や“おん”、言葉を感覚的にも獲得していきましょう。