3529.~音楽、3つの要素~

3529.~音楽、3つの要素~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「音楽の流れのまま」(7月31日)

おはようございます。武蔵境教室の井上です。

Mくんは歌が大好きな生徒さんです。

授業はいつも一緒に歌うことから始めています。

音楽によるポジティブな流れのまま、ひらがなとカタカナの練習と、数概念の理解に取り組んでいます。

明るく元気で、まるでちいさな太陽のようなMくん。

今のMくんを大事に見つめ、同時に未来のMくんを思いながら、Mくんの学びに適した授業を考えています。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

音楽はリズムによって、脳やからだに律動を生じさせ、メロディによって気持ちにも適度な起伏を生じさせてくれます。音楽に乗って行進する時と同じ効果が、ここにも認められますね。リズム、メロディ、歌詞、これら音楽(歌)の3つの要素を教育法に取り入れているのが、造形リトミックメソッドです。リズム造形、歌唱造形も大いに楽しみ活用していきましょう。

 

 

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3528.~プラスを見出す~

3528.~プラスを見出す~

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 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「マスクの下から、笑顔」(7月30日)

おはようございます、武蔵境教室の萩谷です。

長かった休校が終わり、学校が再開され、新しい生活が始まりました。

生徒さんたちにとっても、さらに講師にとっても、初めての経験に戸惑う日々です。

いろいろな心配事も、ストレスになるようなことも、数多くあるかもしれません。

そのような状況でも、マスクの下から垣間見える生徒さんの笑顔に、たくましさや、前に進む力を感じます。

だからこそ、かつてない事態であったとしても、その前に進む力を、止めることのないよう、さらに強くしてあげたい、と、生徒さんの笑顔が、そう思わせてくれました。

これからも、生徒さんと共に学習し、前を向いて進んで行きたいと思います。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

ネットニュースに、聴覚障害を持つ女児がオンライン授業を体験し手ごたえを感じたという記事がありました。オンライン授業のメリットとして、先生がその児童本人に語りかけるようなスタイルであること、また通常以上に大きく口を開けてはっきり話していること、更にほとんどの映像に字幕がついていることなどが挙げられていました。でも、女児ご本人は学校でお友達と一緒の対面授業が好きとのこと。その両方のメリットを生かすために、今は学校での対面授業と動画授業の併用を考えているとのことでした。どんな状況でもプラス思考であること、すばらしいですね。

 

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3527.~興味・探求~

3527.~興味・探求~

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 ~今日のElephasブログ:「疑似体験や実験を」(7月29日)

おはようございます。武蔵境教室の柿沼です。

国語の教材に「どちらが生たまごでしょう」という説明文があります。

見た目ではほとんど違いのない生たまごとゆでたまごを割らずにどうやって見分けるか?

ゆでたまごと生たまごの回り方が違う理由はなぜか?という科学的なテーマの内容です。

Sくんと音読をしながら、知らない言葉や物をパソコン画像で確認しながら進めていきました。

たまごって、いろいろな種類があるんだね。

いつも食べているのは何のたまごか知ってる?

たまごは殻と白身と黄身に分かれるんだよ。

この画像はひよこがたまごからかえったところだね。

Sくんはおっかなびっくり、でも興味津々の顔で画像をみていました。

続けて実験です。実際のたまごの代わりに紙コップに消しゴムを入れて転がすと止まらずに机から落ちそうなりました。

次に消しゴムをテープでコップに固定して転がすとすぐに止まり「落ちない!」と驚いていました。

普段何気なく食べているたまごをいろいろな視点からみることで、世界が広がります。

「実験したよ」と楽しそうにお迎えのお母さまに報告していたSくんですが、生たまごを割るのは怖いからやったことがないと話していました。

そこでお母さまにグチャグチャになっても良いと約束して是非割らせてみてくださいとお願いしました。

紙上の学習だけでなく、疑似体験や実験を交えることで、視点や興味が広がっていくことを積み重ねていきたいと思っています。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

ゆでたまごと生たまごの代わりが、消しゴムの固定された紙コップと固定されていない紙コップとは、すばらしいアイディアです。教科書の説明にあったのだとしても、それを実際に行ってみたところがとても良かったですね。「“実験したよ”と楽しそうにお迎えのお母さまに報告した」というSくん、この実験のことはずっと忘れないことでしょう。この経験が興味や探求心の芽生えとして、今後につながっていくと良いですね。

 

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3526.~授業の流れを予測して~

3526.~授業の流れを予測して~

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 ~今日のElephasブログ:「オンライン、教材準備」(7月28日)

おはようございます。武蔵境教室の塩谷です。

マスク、消毒、テレワーク、ソーシャルディスタンスなどなど、

半年前には考えられなかったことが今や日常化しています。

正直、講師自身、負担に感じることもありますが、そんな中、オンラインでの授業では新しい発見がありました。

コロナ禍で画面越しとはいえ、生徒さんのお顔を見るとパッと明るい気持ちになり、安心します。

オンライン授業の場合、1時間でどの程度進めるのかを考え、

生徒さんの学習段階に合わせて、難しい問題、やや簡単で自信を深めてもらう問題などのバランスを考えて準備し

教材を郵送します。

間違えたり理解できなかった問題は、翌週数直線などより視覚的な教材を使い、時間をかけて再確認します。

次の教材を送る際には間違った問題や類似問題を入れて分からないところがないように準備しました。

生徒さんも理解しようと対面授業以上に集中して取り組み、十分な成果が見られました。

しばらくオンライン授業も続きそうですが、楽しくかつ内容の濃い授業をしていきたいと思います。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

講師の努力が伝わるのでしょうか、生徒さん方はとても協力的ですね。コロナ禍の中、授業を継続できたのはオンラインシステムのおかげです。しかし、授業の流れに従って臨機応変にその場で対応すると云う点では、対面授業程はできません。どんな授業展開になるか予測して、予め周到に教材を用意して送付します。「次の教材を送る際には間違った問題や類似問題を入れて分からないところがないように準備しました」、講師のこんな努力でオンライン授業は成り立っています。その上で、お家庭の協力にはいつもとても感謝しています。

 

 

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3525.~漢字学習、ひた向きに~

3525.~漢字学習、ひた向きに~

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 ~今日のElephasブログ:「3枚すべて100点!」(7月27日)

おはようございます。武蔵境教室の伊藤です。

「あのう、見せたいものがあるんです」

授業開始の挨拶をするとすぐに、T君が口を開きました。

講師よりも先にT君が話し始めることは、とても珍しいことです。

T君はカバンからプリントを取り出し、机の上にひろげました。

それは3枚の、小学校の漢字テストでした。

小テストではありません。

学校で習ったばかりの漢字が20問、あるいは50問のとても大きなプリントです。

「次のテストはわかりませんが、これはできました」。

3枚すべて100点でした。

講師から戻された3枚の漢字テストを丁寧にたたむと、T君は講師のわきにあるプリントを指さして言いました、

「これがやりたいです」。

予定していた読解問題は後回しにし、T君が希望した漢字プリントを行うことにしました。

T君はぼそぼそと書き順を声に出しながら、一文字一文字、大切に書いていきます。

ひらがなで解答して構わないところでも積極的に漢字を使っています。

どちらかと言えば漢字を書くことに消極的だったT君。

けれども長い休校を利用して、ご家庭でも教室でも漢字学習に割く時間を増やしました。

T君はいま、新出漢字だけではなく、小学校で習ったすべての漢字の習得に取り組んでいます。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

T君、快挙ですね。どれほど嬉しく、自信になったことでしょう。ご家庭や教室での休校中の蓄積が、さっそく目に見える成果となりましたね。「T君はぼそぼそと書き順を声に出しながら、一文字一文字、大切に書いていきます」、T君の漢字学習に向かうひた向きな姿勢が窺えます。また「ぼそぼそと書き順を声に出しながら」、実はこれは漢字習得の効果を上げるポイントです。言葉が書字(行為)を引っ張り、ひいてはその両者が記憶を高めます。「次のテストはわかりませんが…」とT君極めて謙虚ですが、この姿勢で取り組んでいけば漢字力は確実に伸びていきます。

 

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3524.~時刻、経過を実感~

3524.~時刻、経過を実感~

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 ~今日のElephasブログ:「70分は“おかしい”!」(7月25日)

おはようございます。武蔵境教室の小泉です。

「時刻と時間」、苦戦する生徒さんが多い算数の単元です。

春期講習で「時間」の学習にオンライン授業で取り組んだ生徒さんと、対面授業で「時間」の問題に取り組みました。

「○○さんは午前9時40分に家を出て、30分歩いて駅につきました。駅についたのは何時何分でしょう」

ひっ算で足し算をします。答えは9時70分。

生徒さんは、70分がこのままでは答えにならないことに気づきました。

この後の「70-60」の処理はまだ自力では難しいのですが、

70分のままでは“おかしい”ということをマスターしていました。大きな成果だと思います。

オンライン授業での「時間」の学習、生徒さんも講習担当のⅠ講師も諦めずににコツコツと学習を重ねました。

「70-60」も繰り返し学習し、習得を目指します。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「70分は“おかしい”」、とよく気づきましたね。でも、どうしてそう気づいたのでしょう?「70分では、おかしいよ」と繰り返し先生に言われていたからでしょうか。それとも、時刻の分は60までと理解していたからでしょうか。「どうして、おかしいの?」と尋ねてみたいものですね。どんな答えが返ってくるか、とても楽しみです。その上で、ではどのようにしたら良いのかと学習は進んでいきますが、60進法の学習と並行して、ぜひアナログの時計で実際に30分経過するプロセスを見せてあげてください。そして、9時が10時になる瞬間を一緒に確認してあげてください。その瞬間の後に、10時1分、2分、3分・・・、10時10分に至ります。数字の処理だけではなく、時刻の変化するプロセスを実感していくことができると良いですね。

 

 

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3523.~ルートを辿る~

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 ~今日のElephasブログ:「わからなかったことがわかったとき」(7月24日)

おはようございます。統括本部の福沢です。

Ⅰさんとのある日の授業、繰り上がりのある足し算から始めました。

Ⅰさんから、「足し算はブロックを使ってやりたい」と言われたので、ブロックと10の枠組を用意しました。

Ⅰさんは、5+7の計算をするとき、ブロック5個とブロック7個を端から順に、1、2、・・・と数え始めました。

何題かやった後に、6+9という問題になりました。

講師は、一言だけⅠさんにアドバイスしました。

「Ⅰさん、6個のブロックから1つもらって、9個の方にあげたらどうかな?」

そして、9個のブロックに1個足して見せました。そのとき、Ⅰさんが嬉しそうに

「10になった、あと5個あるから15だね、わかった!!」と大きな声で叫ぶように言いました。

今まで10のかたまりを作るのがわからない、と言ってやりたがらなかったⅠさん。

そこから、自分で10のかたまりを作って、20問もある足し算を楽しそうにやってしまいました。

「5と5で10、だから・・・」、と1つ1つ講師に説明しながら、本当に楽しそうでした。

その声はお迎えにいらしたお母さまに聞こえ、お母さまはブースまでいらして、

「あまりに楽しそうなので見に来てしまいました」とおしゃっていました。

帰るときに、Ⅰさんは「私、これ得意だから」と笑顔で言っていました。

わからなかったことがわかったときの喜びは、こんなに生徒さんをきらきらさせるものだった、

ということを思い出させてくれた、すてきな1日でした。

 

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

分かった時、また「こういうことなんだ」と納得できた時、その喜びは生徒さんにとってとても大きなものです。授業を面白くするコツは、学習課題について、「分からせてあげること」。面白おかしいことで、気を引くことではありません。言ってみれば、ある種“コツ”というよりは、まずは講師が本当に真摯に課題に向き合うこと。どの様に示したら、この生徒さんは理解に至るだろうかと真剣に考えることです。そして、課題の解き方、つまり考え方のルートをワーク化します。それを紙面で行うこともあれば、具体物を活用して行うこともあります。いずれにしてもそのルートを繰り返し、繰り返し、辿らせます。そうして、体得へと導きます。Ⅰさん、体得したこのことは、きっと忘れないことでしょう。

 

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3522.~笑顔と学習効果~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「授業の潤滑油として」(7月23日)

おはようございます。統括本部の山下です。

小5のK君は中学受験を控えた生徒さんです。算数の基礎概念からおさらいして受験まで効率よく指導していく必要があり、講師としての課題は大きいです。分かり易い表現(言葉つかい等)で図示も交えて、直感的に理解できるよう心掛けております。彼は帰国子女です。海外生活が長く、公用語の英語を小さい頃から使ってきたので、時折会話の中で英語を使います。これは大きな利点でした。英語で解説すると直感的に把握・理解できることがあるのです。今後はそこをうまく使って進めていきたいと考えています。

また、小3のMくんは鉄道ファンです。鉄道ファンを通称「鐵ちゃん(テッチャン)」といいます。奇遇ですが担当者の講師自身も鐵ちゃんです。鉄道の話題は、既にMくんとのコミュニケーションの中での潤滑油となっています。

さて、小5のY君はイマジネーションを大切にしている生徒さんで、自分の好みを共有してくれる他者に親しみを感じて接してきます。好みは特撮ヒーローの戦隊もの。結構、深い所まで知識を持っていて嬉しそうに話します。算数や言葉の概念解説にも、ときどき戦隊ヒーローのエピソードを例えに用いたりすると理解が早くなります。奇遇ですが講師自身も特撮ファンなので過去の知識が役立っています。今後もいろんな生徒さんの好みになるべく波長を合わせて、指導の歯車を回していきたいと考えています。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

英語、鉄道、特撮、と講師の多趣味が、授業の進行に功を奏しているようですね。共に好きなことを話題にしているときの、生徒さんや講師の笑顔が目に浮かびます。そんな時は頭も心もリラックスし、お互いに対応が緩やかになります。講師も口角をあげて、いつもにも増した笑顔で優しく授業を進めることができます。脱線しないギリギリのところで、楽しく学習効果を上げていきましょう。

 

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3521.~負けず嫌い、適度な頑張りに~

3521.~負けず嫌い、適度な頑張りに~

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 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「特性を活かして」(7月22日)

おはようございます。統括本部の中村です。

小5のT君は、負けず嫌いで、探究心が旺盛な生徒さんです。

そのような性格が功を奏して、コロナの自粛時のオンライン授業の期間は、粘り強さを発揮しました。

国語は漢字や慣用句、算数は計算問題や文章題において、飛躍的に伸びています。

今後もT君の特性を活かしながら、更に学力の定着を図っていきたいと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

休校期間の学力の低下はひとつの教育の問題となっていますが、T君はその期間に飛躍的に伸びが見られたとのこと、すばらしい成果です。負けず嫌いが適度な頑張りにつながることは理想的ですね。中には、負けず嫌いが心理的爆発となったり、学習していて間違えることが許せないというところまで追い込まれることもあります。極度の負けず嫌いは気質的な問題でもありますが、それを緩和するとしたら環境要因に拠る部分に留意すると効果的です。例えば子どもが“勝った”ことや“1番”になったことをほめ過ぎない、学習中に間違えた時に叱ったり、できるまでやらせたり、と追い込むようなことをしない。負けず嫌いの傾向が通常より強そうだと感じたら、なるべく勝ち負けの場面を避けるのも一つです。発達障害を持つ子どもには、負けず嫌いが強い傾向があるように感じます。そのことからしたら、負けず嫌いの傾向が強いかどうかに拠らず、その兆候の現れるより以前から、勝ち負けの場面をなるべく作らず、ゲームや勝負も穏やかに進めていくといいでしょう。

 

 

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3520.~いい時間の中で~

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 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「Aちゃんの青いあさがお」(7月21日)

おはようございます。西国分寺教室の中山です。

オンラインでの授業と対面授業とを並行して行うようになりました。

オンラインではいつも以上に生徒さんの表情を見ることの大切さを感じるようになりました。

その上で対面授業に入ると、生徒さん方は“できた”とき、本当にいい表情をされることにも改めて気づきます。

この時間は生徒さん一人ひとりにとって、大切な自己肯定の時間なのだ、とも感じます。

先日初めての授業を対面で行ったAちゃん。

♪「こんにちは」を歌う声が透き通っていてうれしそうでした。

国語と算数を終え、「あさがおをかきたい」とのこと。

「先生のお家のあさがお、今日は2つ咲いていたよ」

「あさがお、かわいいよね。あおいのかくよ。」

「じゃあ歌いながらかこうね」

Aちゃんは描きながら、「いい歌だね」と何度も言います。

青い朝顔の絵をかき終えてから、「もういちど歌おうか」と顔を見るとにっこりうなずきました。

Aちゃんの声と講師の声が梅雨空にしっとり吸いこまれていくような、やさしい時間が流れました。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Aちゃん、先生といい時間が過ごせましたね。日常の中に、かわいさや良さを季節感と共にさりげなく見つけ出し、楽しめるなんて、感性の素朴な豊かさが感じられます。感性は生活に潤いをもたらし、良い循環を生み出してくれます。Aちゃんも、国語、算数、頑張っているようですね。ゆったりといい時間の中では、学習効果も高まります。

 

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