3571.~強く、柔軟に~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「よろしくね!」(9月18日)

おはようございます。統括本部の中山です。

数カ月前のことです。

コロナ禍の中、講師の変更と共にオンライン授業への切り替えとなった社会人のAさん。

従来の対面形式で楽しく学習していたAさんとの授業をオンラインに切り替えることには

少々懸念があったものの、

歌が大好きなAさんとはオンライン授業でもたくさんの歌を一緒に歌い、

ご家族の協力もあって授業は楽しく進行しました。

その後対面授業へと移行し、そこで気づいたのは彼女の目の表情の繊細さです。

今までの講師が教室にいないことへのさみしさが笑顔の中にもにじんでいました。

先日、思い切って「これからは先生とやるよ!よろしくね!」とあえて明るく伝えました。

するとその日の帰り際、Aさんがぎゅっと抱きついてきました。

だいじょうぶ!また来週ね!

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

生徒さんも思いの外、心に強いものを持っているものです。状況の変化によって、自身の気持を切り替えて対応する柔軟さを備えています。心の強さと柔軟さは、表裏にあります。それはきっと、安心感によって育まれたのでしょう。私たち講師も、生徒さんから学ぶところがありますね。

 

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3570.~一歩、踏み出す~

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 ~今日のElephasブログ:「あきらめない」(9月17日)

統括本部の福沢です。

2学期が始まり、今年は一息つく暇もなく中間テストが始まります。

「英語は無理ですよ、あきらめましょう」と言い始めたN君。

そんなM君に、

「あきらめない。N君、作戦を立てよう。並べ替えて点をとろう」と声をかけました。

「そこだけ?点数はあんまりないよ。」

「まずはそれだけやろう。時間があったら、訳もやろうか?」

「わかった。それならできるかもしれない」

少しだけ、N君が前を向いたように感じました。

「あきらめない」、SEOLEOの大切な心がN君に伝わったように感じ、あたたかな気持ちで、M君と授業を始めることができました。

結果をM君と楽しみに、これからも頑張っていきたいと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「あきらめない」ことと「作戦を立てる」こととは、表裏の関係にあります。「あきらめない」と言いつつも何もしないのでは、ただの掛け声か空振りの気合になってしまいます。現時点での状況を分析して、そこから目標に向かって一歩踏み出すこと、それができてこそ本物の「あきらめない」となります。受験当日が近づくにつれ、「もうだめかも」と何もかも諦めたくなってしまうこともあるでしょう。そんな時こそ、「あきらめない」⇒「作戦」を思い出してほしいものですね。

 

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3569.~気持ちを整え、前向きに~

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 ~今日のElephasブログ:「一歩ずつ」(9月16日)

おはようございます。西国分寺教室の丸山です。

中学3年生のYさんは今、数学は数量分野が終わり、英語は動名詞と不定詞が終わったところです。

この春から中学の学習を始め、英単語をなかなか覚えられないと言っていたYさんですが、単語もだいぶ覚え、書けるようになっています。

この頃は趣味の話だけでなく、進路の話をします。

消去法ではなく、進路を選ぶことでゆとりが出たのでしょうか。

表情も明るくなってきました。

これからが大事な時ですが、学習することで得た自信を失わないように、進めていきたいと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

一歩ずつ、着実に歩を進めているのは、すばらしいことですね。焦ることなく、「進路を選ぶことでゆとりが出てきた」とは、更にすばらしい。今は、高校のスタイルにも幅が出てきていますから、自身に合ったところ、可能なところを目標に、そこからスタートすることがベストです。人と比べるのではなく、「こうありたい」という自身の希望に向かって、謙虚に歩を進めていきましょう。気持ちが整い、前向きであること、それさえあれば必ず前進し、希望に近づいていくことができます。

 

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3556.~ストレスを作品に~

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 ~今日のElephasブログ:「荒削りの中にも、エネルギーが」(9月1日)

おはようございます。西国分寺教室の山下です。

今年のコロナ禍の中、全国の小中学生や学校の先生方は、この苦境にもめげず頑張っています。

R君、中学に入学したせっかくの新学期が予定していた通りにいかず、さまざま大変だったようです。学校に行きたいのに行けない、やはりストレスがある程度溜まったようです。

2~3月頃から、生活リズムを整えるため講師と一緒に作成していた一週間の生活時間割の中に、「勉強」の他に所々「工作」がありました。

R君はエレファースで習った工作を反復したり、自分でオリジナルの工作をしたりしていたのだそうです。いつも課題の工作を手順通りに仕上げて持ち帰り、暫く自宅の部屋に飾るのですが、時間が経つとオリジナルのアレンジを加えて多少の改造をしたりするそうです。

学校が再開してからの授業初回、彼が自宅待機の期間に仕上げたオリジナルの工作を何点か教室に持参して見せてくれました。

彼は怪獣映画の「ゴジラ」の大ファンなので、見せてくれたものもシリーズに登場するキャラクター(怪獣)でした。

お母様は「ずっと家にいたのでストレスがたまってたのか、物凄い感じになってます」とR君の作品を見て仰っていました。

確かに荒削りの作品の数々でしたが、その造形の中に溢れるエネルギーを感じた講師でした。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

R君がこれほどに工作に興味があるとは、知りませんでした。工作がR君にとって、ひとつの世界になっているようですね。日常生活のストレスが作品に表れているとのことですが、表現をすることで、同時にストレスの発散になっているのでしょう。それが、講師に“溢れるエネルギー”を感じさせるのでしょう。表現とは、ある意味そういうものでもあると思います。これからの作品の変化も楽しみですね。

 

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3555.~進路を見据えて~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「辞書を引く」(8月31日)

おはようございます。相模原教室の吉野です。

S君は、この4月に中学生になりました。

6年生の時もそうだったように、学校から家に帰ると一人でここまでやってきます。

その日は漢字の宿題を持ってきました。

漢字検定に挑戦するプリントで、5級、4級と進むと3級の問題も出てきます。

読んだり書いたりするのですが、かなり難しい漢字もあります。

そんな時は何回も引くのを練習した辞書の出番です。

他の知っている読みから調べたり、総画数から調べたり、行きすぎたり、戻ったりしながらも一つひとつと向き合っていくのでした。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

S君、中学校生活のリズムはできてきたでしょうか。入学当初から休校状況でしたが、頑張っていらっしゃいますね。根気よく取り組めるのも、大切な能力です。その力を活かし、卒後の進路も見据えて日々の学習に取り組んでいきましょう。

 

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3554.~苦手を得意に~

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 ~今日のElephasブログ:「説明文が苦手!?」(8月29日)

おはようございます。相模原教室の臼井です。

中学生のK君は、本人曰く「国語の説明文が苦手」です。

しかし、お家でよくニュースを見ていたり、地理や歴史、ものの仕組みに関心を持っていたりするので、

説明文の内容自体には、楽しんで取り組めています。

ある日の課題文は、「食料の廃棄問題」でした。

「食料自給率」、まずは初めて聞く言葉の意味を調べます。

「日本は食料自給率が低い」、との記述に対し、

「土地が狭いからかな?」と予測を立てつつ、先を読み進めます。

続く設問では、

「一文で書きぬきましょう」や「十字以内で書きぬきましょう」といった各設問文の意味を説明すると、少し迷いながらも、見事正解することができました。

K君の興味・関心を大切にしつつ、国語独特の問題の解き方をしっかり身に着けていけるよう、指導していきたいと思います。

そしていつか「説明文が好き、得意」と言ってくれるようになるといいな、と思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

M君、「説明文が苦手」と言いつつもよく頑張っていますね。国語独特の設問への対応法を学んでいくと、却ってそこにヒントがあることにも気づきます。さて、M君との国語の取り組みですばらしいと思うのは、「記述に対して、予測を立てつつ、先を読み進める」、という点です。記述の文字面を追うだけではなく、一文一文を読み込み、自分の視点をしっかりと持つこと、そこがポイントです。こんなふうに取り組んでいけば、きっと「説明文が好き、得意」となることでしょう。

 

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3553.~探求心を育てる~

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 ~今日のElephasブログ:「きゅうりがしなしな、なんで?」(8月28日)

おはようございます、相模原教室の北村です。

先日、5年生のMくんときゅうりの話で盛り上がりました。

「ぼく、きゅうり大好きなんだ。先生は?」

「先生もきゅうり好きだよ」

「何味で食べるのが好き?」

「先生は、塩かなぁ」

「ぼくはポン酢で食べるのが好き」

そんな会話を続けていると、

「僕はパリパリのきゅうりが好きなのに、だんだんしなしなになるんだよね。なんで?」と質問が出てきました。

きゅうりなどの野菜に調味料で味をつけると浸透圧が働いて水分が出てくる事を説明する良い機会だと思い、

とっさにできる範囲で説明しました。

Mくんが納得できる的確な答えはできなかったのですが、日常の何気ない会話の中から、

「なんで?」と疑問に湧いたことが勉強の種になるのだなと実感した出来事でした。いつでもそんな種を見つけて応じることができるような引き出しを用意しておかなければと思いました。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Mくん、きゅうりをポン酢でとは、おつですね。味覚も意識をすることによって育っていくものです。ご家庭の食卓に触感や味についての会話があるのでしょう。「今日の〇〇は、やわらかいわね」「脂が乗っているね」・・・、「パリパリだね」もその一つですね。講師も、Mくんの質問に上手に答えられました。機会あれば、きゅうりの塩もみで浸透圧を体験してみられると良いですね。日常の子どもの疑問に真摯に向かい合うことは、とても大切です。どんな質問でもまず、考える、その上で調べてみる。子どもの探求心が育ちます。

 

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3552.~状況の中で~

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 ~今日のElephasブログ:「今年の夏だからこそ」(8月27日)

おはようございます。相模原教室の安倍です。

楽しいはずの夏休みが、今年は違うものになってしまいました。

おじいちゃん、おばあちゃんに会えない、家族で旅行に行けない、お友達と遊べない、

みんな戸惑っているようです。

今年一番不安に思っているのは、受験をひかえた生徒たちではないでしょうか。

学校説明会も体験授業も思うように参加できません。

部活や先輩たちの様子も見たかったのに、と本当に不安だらけです。

そんな中、エレファースの夏期講習で一生懸命学習している受験生がたくさんいます。

「朝の一番頭の冴えた時間を、エレファースで勉強したい」

「エレファースなら集中できる」

と短い夏休みを上手に集中して、過去問等に取り組んでいます。

今年の夏だからこそできる学習をしっかりやりきって、夢に向かって頑張りましょう。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「今年の夏だからこそ」、いいですね。この先どうなるのか、あれもできない、これもできないと、数え上げればきりがありません。ここで、”でも”、という切り返しが大切です。Elephasがそのお役に立てているのであれば、何よりです。受験生も例年のようにはいきませんが、”でも”、その条件は全受験生同じです。状況の中でのひとり一人の努力によって、「夢に向かって」いきましょう。

 

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3551.~嘆くより、楽しむ~

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 ~今日のElephasブログ:「夏の終わりに」(8月26日)

おはようございます。 相模原教室の小口です。

新学期がスタートしました。

お教室は、ようやく対面授業に落ち着いてきました。

今年の夏休みは、地域や学校によって短期間のところがありました。

ほとんどの生徒さん方から、

「今年の夏休みはどこにも行けないんだ~短いし~何にもない~」と、ちょっと残念な声。

いつもの夏休みならば、この休みを利用して、色々な計画を立てたり、旅行をしたり、

初めての経験や体験をして楽しく過ごせたことでしょう。

いつもとは少し違う夏休み、日常生活を過ごす上で心配や不安もありました。

そんな中でも、生徒さん方は、いつもと変わらない様子で通室されました。

宿題に取り組んだり、また受験対策や予習復習、基礎学力の定着のため講習にと、限られた環境や状況、時間の中、それぞれの生徒さん方が目標や目的に合った選択をして、学習を進めてきました。

夏休みも終わりを向かえるころ、楽しかった思い出をお話ししてくれる笑顔に安堵し、

ぐ~んと学力が伸び自信に満ちた顔にうれしくなりました。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「生徒さん方の楽しかった思い出」、…どんな思い出ができたのでしょう。また、「ぐ~んと学力が伸び自信に満ちた顔」」とは、ずいぶん頑張られましたね。国立教室でもある生徒さんが、「夏の楽しみといえば、たとえば“プール”、”海“、”すいかわり“、・・・とこれまでの楽しみを書き上げていました、残念そうにというより、むしろ楽しそうに。そしてこの短作文のさいごは、「楽しい思い出作ろう」と結んでいました。また、夏の思い出を絵日記にしましょうという地域の活動で、はがきに絵日記を書いて送る企画に対して、こんなコメントを添えていました、「みんな無事です。大丈夫です。楽しく夏を過ごしましょう」。嘆くより、楽しむ、すばらしい姿勢ですね。

 

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3550.~資料で現状把握~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「原因は?」(8月25日)

おはようございます。 所沢教室の佐藤です。

先月、入会されたばかりのO君。  

受け答えがしっかりできる中学2年生です。

1学期の成績表と期末テストの問題・答案をもってこられました。

たとえば国語を見てみると、漢字OK、読解OK。

では、どこが?というと、「枕草子」の単元で、点がとれていませんでした。

O君に、勉強のやり方を尋ねてみると、「教科書を読むだけ」とのこと。

古文で覚えるべきことを覚えていないことが原因だと思われます。

興味が持てないと、覚える意欲が湧いてこないのかもしれません。

今後の授業で、その点をしっかり行い、O君が結果を出せるよう、サポートしていきたいと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

O君の学習については、問題点が明確であるようですね。ポイントの把握ができれば、あとは対策を練って、実行するのみ。入会される以前から、自力でクリアできている分野もあるようですので、学習方法さえ分かれば問題点もクリアできることでしょう。ご入会の初めに、成績表や答案を持ってこられたことで良いスタートが切れましたね。成績アップには、これら資料による現状把握が不可欠です。

 

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