親子で挑戦・・!


625.親子で挑戦・・!
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 親と子で共通の課題を持つことは、親子の新しい関係を形成するきっかけとなります。たとえば、”少しやせるようにがんばろうね”と親子で同じスタートラインに立ってみましょう。

 食事のコントロールも最初の数日は予定通りに行くことでしょう。そのときは、親子でにっこり喜び合えます。そして、
「いい調子、この調子でがんばろうね」と励まし合えます。

 しかし何日かすると、”つい食べすぎ”という状況も出てきます。そんな時、減量がお子さんだけの課題であって、親御さんはコーチするだけの立場であったとしたら、
「ダメでしょ、まだ数日しか続いていないわよ」と咎めたくなってしまうでしょう。

 しかし、同じ課題に向かっていっしょに努力している関係だとしたら、
「まっいいか、今日だけね」とお互いにいたわり合えます。

 この共感性が、とても大事なのです。つい食べたくなって食べてしまう気持ちの共有、この共感性が人と人との気持ちのつながりを作ります。共感できることの喜びも感じ合えるでしょう。

 親御さんはいつも”ちゃんとできる人”で、お子さんはいつも”指示されて、がんばらなくてはいけない人”という、 ”指示する人・される人””できる人・できない人”という固定的な関係も、共通の課題を持つことによって柔軟に変化させていくことができます。

 そのプロセスでは、お子さんに励まされることもあるかもしれません。
 どうぞ、そんなプロセスも楽しんでみてください。

 
造形リトミック研究所
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公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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624.親子で体作り!


624.親子で体作り!
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 軽やかな活動のために体作りの見直しを、きょうはその3回目です。

 ニンジンジュースによるダイエットで10キロ減量したもうひとりの知人。これも無理なダイエットではありません。朝食をりんごとニンジンのフレッシュジュースにして、昼は低カロリーの普通食、夜は好きなだけ、というような食事のスタイルです。
その彼いわく、「これまでは、5キロのお米をいつも両肩にひとつずつ載せていたようなものだよ」とのこと。

 そうでなんです。お子さんに運動をさせたり、学習をさせるときに、両肩に何キロもの負荷を掛けていたのでは、やらされるお子さんが気の毒ですね。動きが緩慢であったり、「疲れた~」とすぐ音を上げるようなことがあっても当然です。

 少しでも効率よく動けるように、また学習時も正しい姿勢が保てるように、体作りに気を配ってあげたいと思います。ただし、成長期のお子さんのダイエットと成人のダイエットは同じものと考えることは出来ませんから、適切なダイエットについては、地域の保健センターの指導を受けましょう。

 無理のない、正しい体作りを。お子さんをダイエット仲間として、親御さんもご一緒になされば、ともに共感しながら楽しく進められそうですね。新しい親子関係が形成されるかもしれません。

 
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623.春に向けて、軽やかに


623.春に向けて、軽やかに
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 みなさんは、食物のカロリーに関心がおありですか?

 私はこれまでほとんど関心がなく、なにが何カロリーだということについては見当もつきませんでした。生徒さんの中に、10cmというのがどれくらいの長さなのか見当のつかない段階があるのと同じように、私にとってカロリーの数値は無意味なものでした。

 しかし、いささか太目の知人が30kgも減量したという話。ダイエットの方法を伝え聞くと、「レコーディング・ダイエット」という方法を実践したとのことでした。

 これは、自分の食べたものを毎日記録していく方法です。私も興味を持って、ひと月ほど試みてみました。記録することによって、食物のカロリーがだんだん実感をもって分かってきます。

 カロリーを摂り過ぎたなとか、摂り過ぎたから低めの○○で調整しようとか、今日はちょうどいいなとか・・・。カロリーの数値が自分にとって、意味のある数値となってきます。そして、自分の中に食物摂取の基準が出来てくるのです。よく口にするものについては、無理に暗記しなくても大体の数値が記憶されるようにもなります。

 書店にはカラー写真でとても分かりやすいカロリーブックが置かれていますし、ネットで「食品のカロリー - グラムのわかる写真館」を検索すると一目瞭然といったようにリアルな写真つきでカロリーの数値を知ることが出来ます。

 「食べ物」に関心の強いお子さんにとっては、食べ物と数値を同時に学ぶことが出来て一石二鳥です。

 「レコーディング・ダイエット」(岡田斗司夫)はひとつの方法論ですから、関心のある方は本をご覧になって正しく行ってください。

 お子さんが快活に行動され、知的にも精神的もより成長されますように、親御さんとご一緒にバランスのとれた身体作りをなさることは、大いにお勧めです。春に向けて、いかがでしょうか。

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622.寒いけれど、活動的に


622.寒いけれど、活動的に
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 昨日は日中あたたかく穏やかな日曜日でした。でも6日の小寒から寒の入り、都心に初雪がちらつくような日もあり、さすがに寒いですね。こう寒いと、ついつい厚着をしがちになります。

 私自身、外出には上着にダウンコートに手袋という身なり。すると、どうも動作が緩慢になります。腕が上がりにくくなったり、指先のことが億劫になったりと。

 意識的にいろいろと効率よく行おうと努力していてもこんな風でなのですから、お子さん方が周囲から言われて行動することは、いっそう億劫でやる気を失くしてしまっても当然だなぁ、と自分の動きを分析しながら感じました。お子さんが、少しでも活動的に行動できるように、防寒と服装の快活さのバランスを調整してあげましょう。

 それに加えてもうひとつ。お子さんの肥満も同じように活動を妨げる大きな要因となっています。肥満は、四季を通じてダウンコートを着ているようなものであります。暮れからお正月にかけて、みなさん御馳走三昧だったことでしょう。七草粥も過ぎ、ここでもう一度、食生活を見直しましょう。

 お子さんが喜んで食事をされると、ついつい過食をさせてしまいがちになられると思いますが、親御さんにとっては、そこが堪えどころです。肥満は活動を緩慢にさせます。

 急な減量は身体的にも精神的にも負担がかかり、却ってマイナスになります。ですから、少しずつ。今学期は減量の方向への助走くらいは始められることをお勧めします。

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