1710.Elephas サタデーブログ ~「10月2週:今週の心に残ったE・Blog」~

1710.Elephas サタデーブログ ~「10月2週:今週の心に残ったE・Blog」~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

10月第2週のE・Blogは、「ほんの少しの”お楽しみ”」(10月6日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょうか。

ちょっと尻込みしそうになった時、
そのままマイナスの方向へ向いてしまうか、または
プラスの方向へとくるっと向きを変えられるかは、
気持ちの持ちようですね。

この月曜日のブログのタイトルにある、「ほんの少し」というのがイイですね。
そうです、ほんの少しのことや、ほんの少しの言葉で気持ちは変わります。

 できない・・・できているところを見つけましょう
 にがて・・・決めつけないことです
 たいへん・・・充実していることに感謝しましょう
 こまった・・・解決案をいっしょに見つけましょう
 つらい・・・一休みして、明るく見わたましょう

生徒さんからこんな言葉が出てくることがあるかもしれません。
講師はすっと聞きいれたら、気持ちの向きを変えてあげましょう。

そのためには講師は、いつも元気であること。
・・・充分休んで、楽しんで。

造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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1709.~頭の中は、フル回転~

1709.~頭の中は、フル回転~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイ

ントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『Yくんとしりとり』(10月10日)
・・・最近では言葉のバリエーションが増えて、とても長く続けられるようになりました・・・。

しりとり、ほとんどの誰もが楽しんできた遊びですね。

慣れて来れば反射的にできる遊びですが、慣れるまでは頭の中で音(オン)を繰る機能トレーニングとしてかなり効果的な遊びです。

こんなふうに考えますと何だか堅苦しくなりますが、しりとりができるためには、
語彙の聞き取りと発音ができた上で、

・語彙を音の組み合わせとしてとらえ、
・それを分解できること、そして
・さいごの音をさいごの音として認識できること(順序性)、
・その音が語頭に付く言葉を思い浮かべ(再生)、
・複数の語彙の中からひと巡りの遊びの中で未だ出現していない語彙を選択できること(記憶)
・しかも、さいごに”ん”がつかないかを確認できること(注意力)。

Yくんの頭の中が、楽しくフル回転しているのが見えてきます。
Yくん、がんばってね。

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1708.~講師のチームプレイで~)

1708.~講師のチームプレイで~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『やってみる!』(10月9日)
・・・鉛筆画がとても上手なTくん。ただ、クレヨンと絵の具で描くことには前から少し抵抗があります。でもあるとき、・・・。

Elephas相模原教室にはブースに沿ってフリースペースがあり、壁には生徒さんの絵画作品が展示されています。

その絵を見ながら他の講師が
「Tくんも、絵を描いて隣に貼ってみる?クレヨンと絵の具で。」と促したところ、
「やってみる!」と元気なお返事があったとのこと。

Tくんは、小学4年生。
気持ちが素直で、柔軟なのですね。
お友だちの作品を前に、気持ちが動き始めたのでしょう。
そこに、講師からタイムリーな言葉かけ。

きっと、「ぼくもやれそう」「やってみたい」という感覚がピッと生じたのでしょう。

ひとり一人の生徒さんの状況を講師同志が共有していることも、ここでは大きく功を奏しました。

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1707.~絵画展。作品とは~

1707.~絵画展。作品とは~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『あれっ、暗い!』(10月8日)
・・・日の暮れが早くなってきたこの時期、生徒のみなさんはたくさんの学校行事に忙しそう。
教室でも、展覧会の作品作りや新しい課題にと一生懸命取り組んでいます・・・。

毎年この時期、Elephasの生徒さん方は絵画展作品の制作に取り組んでいます。
ことに今年は、SEOLEO主催でElephas独自の絵画展を開催いたします。

テーマは『夢』。
サブタイトルは、-すべての生徒さんに表現し発表する場を-です。

日常のいろいろな気づき、楽しみ、興味、思い、希望、夢を絵画として表現します。
点、線、面、・・・Elephasでは絵画以前の描画においても、気持ちをのせ感性を伴って描きます。
昨日の♪じゅうじーくろーすも然り、それは造形リトミックメソッドにより取り組みです。

描く方法を示せば、全ての生徒さんに表現が可能です。
講師としては、
「作品とは何か」、そんなことを問いつつ楽しく制作指導に当たっています。

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1706.~描くことの原形は~

1706.~描くことの原形は~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『♪じゅうじ-くろ-す』(10月7日)
・・・Sくん、リズミカルに口ずさみながら十字形を描くことができました・・・。

造形リトミックは、思わず歌が口をついて出てこそ本物ですね。
まさに、体得。

行進のときのマーチも同様です。外から音楽に引っ張られているうちは、足並みは揃いません。
音楽が自らの中から奏でられるようになって初めて、自律的に体が動き足並みも揃います。

随分前のことですが、「この子、スーパーでとつぜん♪ばってんばつばつって歌いだしちゃったんです。
周りの人がみんなびっくりしちゃって・・・」と笑って報告されたお母さまがいらっしゃいました。
Sくんのお話を読んで、その時のことが思い出されました。

両方とも、インパクトのある歌ですね。

リズム造形、もちろん最初は外から聞こえてくる歌でいいのです。
くり返しくり返し聞くうちに、歌は体の中に入り込んでリズムを刻みます。
他律的なリズムが、やがて自律的なリズムとなります。
体や手指を動かしながら取り込まれたリズムが、今度は自律的に体や手指を動かすのです。

それが、リズムに乗って描くということ。

描きはじめの生徒さんの姿に、リズム造形の在り方の原形を見る思いがします。
講師のみなさん、くり返しくり返し歌を楽しみ、描くことをたのしみましょう。

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1705.~言葉を選ぶ~

1705.~言葉を選ぶ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『ほんの少しの”お楽しみ』(10月6日)
・・・2学期が始まる前、「もうすぐ学校。ハァ…いやだなぁ」と大きなため息だったKくん・・・。

あえて、「頑張って学校行こうね」等の声かけはせずに、
各月の秋の3連休や楽しい図工の時間などの”お楽しみ”に気持ちを向けさせてあげたら、気分はガラッと変わり、
今も元気に通学しています、とのこと。

ものは言い様、考え様の好例ですね。

ただ単に「頑張ろう」と言われても、何をどう頑張ればよいのかわかりません。
そもそも、学校が始まって頑張らなくてはならないのが憂鬱なのに、
「頑張ろう」では、解決になりませんね。

「頑張ろう」という言葉の前には、「大変だけど・・・」という前提が暗黙のうちにつきがちです。

何方だったかある著名な方が
「年賀状に、”今年も頑張りましょう”と書くのは好まない」と言っていたのを思い出します。
力んで頑張るというよりは、リラックスして楽しく・・・という方を好まれるのでしょう。
かといって、力を抜いたまま努力しないのでは、決してないと思います。

もちろん、「頑張ろう」という言葉が自己啓発となり、自己を鼓舞して力を発揮するタイプもあるでしょう。

いずれにしても視線をどこに向けさせるか、相手にフィットした言葉の選択が大切ですね。

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1704.Elephas ホリデーブログ  ~雨の日は~

1704.Elephas ホリデーブログ  ~雨の日は~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

大型台風接近のため、東京地方も終日雨が降り続いています。
皆さまにはいかがお過ごしでしたでしょうか。

日頃できないことができました、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
秋晴れですとどうしても外に出かけてしまい、ついつい家の中のことは後回しになりがちですけど。

リビングや勉強部屋、子ども部屋の片づけ、読書や学習などに、
少しは手が回りましたでしょうか。

家の中での家族の遊びも楽しいですね。
雨の日の日曜日というと、家族でゆっくりとおやつやお茶を楽しんだ思い出があります。

・・・さて、明日のことを思うとのんびりしたことも言っていられませんが、
通学、通勤の時間帯は、ちょうど台風が最接近とのこと。

教室は午前中は休室とさせていただきます。
午後は開室の予定ですが、1時から、また2時からの早い時間帯の授業の方は、
開室を確認された上でご来室下さい。教室からも、ご連絡させていただきます。

では、どうぞ皆さま、ご無理のないように十分お気をつけ下さい。

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1703.Elephas サタデーブログ ~「9月5週:今週の心に残ったE・Blog」~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

9月第5週のE・Blogは、「心も成長」(9月29日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょうか。

「どうしたの?」「だいじょうぶ?」「ごめんなさい」と言える、
生徒さんの心の成長を記したブログでした。

末行の、
「他者を思いやる心、素直な心をしっかり身につけられる人間になりたいと改めて思いました」という
講師の感想が良いですね。

生徒さんにそのように成長してほしい、というのではなく、
自省し、自身がそうありたいと欲するその素直さが心地よいですね。

親御さんはお子さんから、講師は生徒さんから、学ぶところがいろいろとあります。

授業は神経を使うものでありながら、どことなくほっとするものを感じられるのは、
生徒さん方のそんな気持に触れられるからかもしれません。

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1702.~母親語に学ぶ~

1702.~母親語に学ぶ~
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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『♪ぼくの名前は~』(10月3日)
・・・Kくんは発達相談で名前を聞かれ、少し節をつけた感じで答えてしまったそうです。
たくさんの歌で学習する成果を感じるエピソードでした・・・。

Kくんは、保育園の年長クラス。
とっても楽しいエピソードですね。相談の場も、きっと和んだことでしょう。

実は、誰しも言葉を獲得し始めた最初は、節をつけて話しています。
母親が話しかける言葉には、自然に大きな抑揚が伴なわれているからです。
それは、母親が子どもに対して得た本能的な話しかけ技術なのでしょう。
”母親語”とも言われています。

「わん わん、いない ね~」とか、「まん ま、おい しい ね~」とか。

それ以前の、発声のみによる幼児の言葉はその最たるもので、抑揚のみの言葉です。
「あ~あ あ あ~あ~あ~ あ あ あ~あ~あ・・・・」のような。

その傾向は、言葉をほぼ自由に発するようになった幼児期以降になっても遊び言葉の中にも残ります。
「○ー○ーちゃん、あーそーぼー」とか、「あーとーで」のように。

子どもでもドアフォーンを鳴らして友達の家を訪ねる今では、
そんな言葉も聞かれなくなってしまったかもしれませんが。

とはいえ、大人の日常会話の中にも、抑揚は維持されています。
イントネーションと言われる程度のものですが、それが自然に感情の機微を伝える手段となっているのです。
抑揚が少ないのが、ニュースを読むアナウンサーの言葉です。坦々と伝えます。
実況中継となると、また異なりますが。

さて、ここで講師として意識しておきたいのは、母親語と言われる本能的な技術についてです。
母親後は、赤ちゃんという相手あっての言葉です。
本能的に、相手に最も伝えやすい言葉で話しかけているのです。

私たちは、生徒さんの頭の上を通過してしまうような話しかけではなく、
生徒さんに合った、生徒さんに届く言葉を発することを心がけたいものですね。

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1701.~目標は見えてくるもの~

1701.~目標は見えてくるもの~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『先生みてください!』(10月2日)
・・・Rちゃんのお母さまは、Rちゃんがご自宅で初めて一人で描いた可愛らしいブタの絵を見せてくださいました・・・。

そして次の時には、「ひらがなで名前が書けました」と嬉しいご報告があったそうです。

Rちゃんは、年少クラスの女の子です。
絵が描け、名前が書け、一つひとつの学習が関連しながら積み重なり、形となったようですね。

この形に至るまでのプロセスがとても大切です。
描ける(書ける)、描けない(書けない)の1か0ではなく、0~1へのプロセスにおける変化を把握しましょう。

変化に気づけば、場合によってはその長い期間もやりがいをもって楽しく繰り返し取り組めます。
また、次には何にポイントを置いて練習をすればよいのかも見えてきます。

一つひとつの小さな目標を親御さんと楽しみながら進められることは、講師としてとても嬉しいことです。

お母さまにも先生にも喜んでもらえ、Rちゃんはますます絵や文字の学習が楽しく進むことでしょう。

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