1980.~ゆとりをもって~

1980.~ゆとりをもって~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
 

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『夏休みも、がんばっています!』(8月20日)
・・・Yちゃん、Nちゃん、Kくん、Sくん。50音の完成、10の合成と分解、名前書字など、
   毎回の繰り返しと積み重ねが大切な課題にがんばって取り組んでいます・・・。

立秋が過ぎお盆も終えると、時おり秋風の気配が感じられます。
「みーん、みーん」とセミが盛んに鳴く中がんばってきた成果は、この頃にあらわれてきますね。
ふり返ると、あの暑さもかがやいて見えます。
この4名の生徒さんと同様、多くの生徒さんが手ごたえを感じていらっしゃることでしょう。

しかし、ちょっと、まだ・・・、という方があっても、まだまだ遅くはありません。
1週間(7日間)計画を立てて、あと12日ほどの夏休みを充実させましょう。
残りの5日間は、調整、休憩、お楽しみの日です。

・宿題を7分割して行う
・目標を一つ決めて、計画通りに行う
・一つの課題だと飽きてしまう場合は、目標を二つ決めて組み合わせて行う

この期間の目標は、成果よりも生活リズムと気持ちを整え、
「できた、がんばった」という達成感を得させてあげることです。
あくせくとした気持ちではなく、ゆとりをもって2学期を迎えられるように、
生活態勢と学習態勢を整えていきましょう。

造形リトミック研究所
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公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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nan

1979.~適正評価~

1979.~適正評価~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
 

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『読み取る』(8月19日)
・・・国語の教科書の中の『ひとつの花』~。問:ゆみ子に高い高いをしてあげた父の気持ちは?
   選択肢:「遠いところを見せてやりたかった」、「ひとつでも娘に楽しいことをしてやりたかった」・・・。

小4のYくんは、はじめ前者を選び、そのあと後者を選んだそうです。

講師は思いました、「遠いところを見せてやりたかった・・・、Yくんは空間的にだけではなく、比喩的なもの、時間的未来と考え、
まずそれを選んだのかも。だとするとそれも正解、むしろより文学的」と。

そうかもしれません。

しかしここで私は、初代所長の云う、”適正評価”という言葉を思い出しました。
随分昔のことですが、所長は数教育の一人者である遠山啓先生とお話しをさせていただいたことがあるそうです。

ある美術家が、幼児の描いたあしが何本もある犬の絵を見て、
「これは、走っている犬だね。あしを何本も描いて走っているようすを表現したのだ」と評価したことに対し、
所長は「それは、過大評価だ」と思ったところ、遠山先生は「それは過小評価だ」とおっしゃったそうです。そこには、
「どうせ、小さな子どもの絵だからという意識が介入している」と指摘されたとのこと。
そのことに所長は大変感心し、「過大評価でも、過小評価でもいけない。適正評価をするべきだ」と深く感じた、とのことでした。

当講師は、教材研究において、また教育方法において議論のできる講師の一人です。
共に議論し、Elephasの教育がよりクリエイティブで、深みのあるものとなることを楽しみに期待しています。

・・・Yくんの本当のところが、どちらであるかはわかりません。

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1978.~意外性を大切に~

1978.~意外性を大切に~
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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『うちわ片手に』(8月18日)
・・・元気にKくんがやってきました。しかしその日は、右手にうちわを持って。授業の初めにうちわを受け取ろうとしたのですが、
   手放すまいと全力なのです。そこで授業は、左に持ち替えて・・・。

Kくん、一つの課題が終わるごとにうちわを眺めてはニコニコっとしていたそうです。
うちわの何がそんなに気に入ったのでしょう。
どんなきっかけで、その日はうちわを持ってくることになったのでしょう。

Kくんとうちわ、その関係は意外です。
意外なことの背景には、生徒さんの知らなかった面を知る手がかりがあります。
親御さんにいきさつを尋ねてみましょう。何かヒントになることが伺えるかもしれません。

講師が無理やりうちわを手放させなかったのも良かったですね。
信頼関係が深まったことでしょう。

「何が生徒さんの琴線に触れるのか分からないものだなぁと興味深く感じました」、
その通りですね。

うちわ片手に進めたその日の授業は、いかがだったのでしょう。
左右の手の協応性、意識の集中ということからも、大変興味があります。
思いがけない効果が得られたかもしれません。

意外性を大切に。

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1977.~文字を感じて~

1977.~文字を感じて~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『好きなひらがな、漢字から』(8月17日)
・・・いつもなら、ひらがなや漢字の学習を避けたがるKくんとYくん。ところが好きなものの文字であれば、一生懸命に。
「はなび」、「恐竜、化石、肉食、草食」・・・。

「はなび ってどう書くの!」
「恐竜の漢字の書き方を教えて」、
そんな言葉が生徒さんの方から出てくれば、授業は大成功です。

このチャンス、大いに活かしましょう。
ポイントは、「なーんだ、かんたんだ!」という感触と
「ぼく、できた!」という手応えを感じさせてあげることです。
その反対は、「やっぱり、むずかしい」「できない、・・・きらい」となってしまうことです。

「はなび」の3文字が書ければ、ひらがなのほとんどは書けたと同然。
「恐竜、化石、肉食、草食」の7文字が書ければ、これも漢字のほとんどが書けたも同然。

今しばらくは対象の文字を広げ過ぎずに、Kくんは2文字~3文字形式で、またYくんは恐竜シリーズで。
気持ちの動く言葉で、文字学習を大いに楽しみ、書字能力を伸ばしていってください。

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1976.Elephas サタデーブログ ~「8月第2週:今週の心に残ったE・Blog」~

1976.Elephas サタデーブログ ~「8月第2週:今週の心に残ったE・Blog」~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

8月第3週のE・Blogは、「新聞投書、書けたよ!」(8月14日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょうか。

70年前の今日は、終戦の日。
今年は戦後70年ということもあって、新聞でもテレビでも特集が例年よりかなり多くあったように感じます。
最近ではそれが少なくなってきていたようですが、私の子どもの頃の夏休みと言えば、
夕食時には連夜、関連の番組を家族揃って見ていたことが思い出されます。
子ども心に、怖くて夜寝られないような衝撃を得ました。

体験していなくとも、また子どもであっても、人間としての絶望的状況は分かります。
体験された方々にははるかに及ばなくとも。

いずれかの特集をお子さんとご一緒に見ることはできたでしょうか。
若い親御さん方、体験していなくとも、戦争の絶望的状況をお子さんと共に見、一緒に聞いてあげてください。
(※ただし、お子さんの心理的許容範囲にはご留意ください)
子どもの時の心に、憎むべきものには憎しみを、怒るべきものには怒りを持つことを教えてあげてください。

戦争が遠い昔の出来事とならないように、心と体でずっしりと重く感じていくこと。
そして、平和の尊さにしみじみと感謝すること。・・・日々の生活への意識も変わってくることでしょう。

新聞投書をがんばって完成させたKくん。
若く柔軟な心を持って、本当に大切なことは何か、本当に大切なものは何かを見極める眼を養っていってくださいね。
ひとり一人のその眼が、本当に必要なのです。

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1975.~力を知る~

1975.~力を知る~
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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『新聞投書、書けたよ!』(8月14日)
・・・学校で新聞投書を書くことになった、小学生6年生のKくん。何をテーマにするかアイディアを出し合い、骨組みをつくり、
   続きと仕上げはお家で。立派に完成させました・・・。

テーマは「新国立競技場」にしました、のこと。
それにしても、Kくんの見解のしっかりとしたあり様には、ほんとうに驚きました。

「僕は、開閉式の屋根には賛成。たくさんの人が集まると湿気がすごいし、オリンピックが終わっても音楽のイベントで使えるから。」
「まず、予算の見直しが必要だと思う。あとは、一時だけオリンピック税を作る。」(’15.8.14 Elephas Blog~)

学校で、新聞記事についての話し合いの時が持たれたのでしょうか、
それともご家庭でニュースを見ながら、日常的にそんな会話があるのでしょうか。

いずれにしても、Kくんの底力を知りました。
よりいっそう、Kくんの力に見合った学習プログラムを展開させていきましょう。
Kくんにとっても、この投書への取り組みが何か転機になるような気がします。

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1974.~気持ちが変化を促す~

1974.~心から、楽しい~
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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『切りたい!混ぜたい!』(8月13日)
・・・やる気満々のYくん。何をするのも自分でやりたくて、「やりたい!」と要求します。それが気付くと、
  「やりたい」では無く、「切りたい」「混ぜたい」と具体的な言葉に変わってきていました・・・。

切りたい!混ぜたい!、・・・料理をしているわけではありません。
はさみで切る、絵具を混ぜる。
授業中、「~したい」をすべて、「やりたい」で通していたYくんの言葉に変化が見られたとのことです。

「言葉の学習、コミュニケーションは、自然な、動作を伴うやり取りを繰り返す中で習得されていくも」と
講師が記述していますが、その通りですね。

「そう、切りたいのね」「混ぜたいのね」という講師の言葉がけを繰り返し聞く中で、
その言葉がYくんの中に蓄積され、それが「切りたい」「混ぜたい」という気持ちの流れに乗ってアウトプットされたのです。
Yくんの「~したくて、したくて」という気持ちの強さが言葉の変化、成長を一層促したのです。

学習においては”楽しいこと””~したい”という気持ちがとても大切なのです。
何となく楽しいのではなく、心から楽しいのが本来の学習です。

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1973.~時の地図~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『予定を立てる』(8月12日)
・・・S君も中学生になりました。一日の予定、週の予定、月の予定と自分のするべきことを把握する
   ことを課題に、翌月の予定を月末に記入しファイルに綴じることにしました・・・。

挨拶もそこそこに「今日の予定は?」と講師に問いかけていたS君が、
今では待合室でファイルを出し、その日の予定を確認している、とのことです。
大きな成長ですね。

教室に来ると、「今日、なに描くの。なに作るの」と単に習慣で尋ねる生徒さんもいれば、
本当に切実にその日の予定を知りたい生徒さんもいます。予定を知ることで得る安心感は、想像以上なのです。

同様の意味で予定の変更を嫌う生徒さんも少なくありません。
しかし視覚的に明確に予定を示すことで、逆に予定変更も可能となります。

予定表の中の変更となる事項に印をつけ、中止ならば「中止」と明記し、延期であるならば「延期」と明記します。
時の地図が、自身にとって明確であれば、理解し納得すること可能となるのです。

生徒さんの多くが嫌うのは、その地図の中で迷子になることなのです。
予め予定が立つこと、地図が明確であることで、安心して行動できるのです。

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1972.~好きなことは、徹底的に~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『季節の花を描く』(8月11日)
・・・Aくんは絵具で色を塗ることが大好きです。アジサイの花、ヒマワリの花。
   花、茎、葉と、絵の具で色を塗り分けることができました・・・。

タイトルからすると高校生か社会人の生徒さん?と思われますが、Aくんは小学校2年生の男の子。
Aくんは、曲もゆったりとしたものが好きだそうです。

乗り物や動物というより、お花が好きなのですね。
それはそれで、とても良いことです。

ちょうど、8月16日(日)から8月30日(日)は、
清瀬のひまわりフェスティバルです。時間は9:00~16:00。
ご都合がついたら、ぜひお出かけください。

丈はAくんの背丈よりグンと高く、花はお顔より大きく、葉っぱも手をいっぱいに広げてもっともっと大きい。
しかも見渡す限り、ひまわり、ひまわり、ひまわり。

好きなことは、徹底的に。どうぞ、ひまわりにうもれてきてください。

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1971.~カメラで捉える~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『目で見て触れて』(8月10日)
・・・カメラ等のレンズを通して見た景色や建物、人物や状況等は、
   人間の心の中に残る確率が目で見た時よりもやや低いそうです・・・。

そうですか、そうかもしれませんね。
夏の風物詩である打ち上げ花火も、”この美しさを残したい”とついカメラを向けてしまいますが、
レンズ越しに見るのではとても残念ですね。

カメラを通して見たものは、なぜ印象に残る確率が低いのでしょう?

・シャッターを押すことで、”記憶した”と脳が勘違いをして、
 本来の記憶機能を作動させていないために記憶の度合いが低くなるのかもしれません。

はたまた、
・本来は、あるゆる感覚を総動員して対象物(花火)を見るのに対し、カメラを通す場合には、
 タイミングよくピントを合わすことが優先され、他の感覚があまり使われないからかもしれません。
 ・・・ただし、プロの写真家の場合は瞬時に多感覚を総動員することが可能であるので、
 見えないもの、その背後にあるものまでを写し出し、人々に感動を与える作品となるのですが。

ただ、手軽なデジタルカメラは、認知教育の観点からは別の意味でお勧めです。

・さまざまな環境の中から、対象をピックアップする
・限られたフレームの中で対象を捉える
・対象に焦点を合わせる
・撮影の瞬間は、自身の動きを止める
・写真によって、経験を再現する

それぞれに目的を踏まえて、見る、触れる、写す、を楽しんでくださいね。
感動の夏を。

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