2020.~アプローチ次第で~

2020.~アプローチ次第で~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
 

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「漢字+作文学習」(10月6日)
・・・大好きな”巨人”のことを作文に書いて、自分でパソコンに打ち込み、自分の文章から漢字の読み書き、作文の力もアップ。
   Rくんは本当に楽しそうでした・・・。

Rくん、生き生きと学習できたようですね。
すべて、学習はやり方次第です。

ですから、
「○○くんは、何々が好きではありません」
「○○くんは、何々が嫌いです」
「○○くんは、何々が苦手です」という決めつけた表現や捉え方は、Elephasではしません。

学習に取り組みにくい時、また学習の成果が上がりにくい時、
「自身の指導方法をもう一度見直してみましょう」というのが初代所長からの姿勢です。

その時、

・学習の目的は明確であるか
・興味に見合うものであるか
・内容や方法が理解の段階にマッチしているか

が、見直しの観点のポイントです。

造形リトミック研究所
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公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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2019.~好きな世界を~

2019.~好きな世界を~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
 

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『ひまわり畑を歩く恐竜』(10月5日)
・・・これはKくん(小学5年生)の、児童画展作品のタイトルです。「最近は何が好き?」の問に返ってきた答えが、「花かな」。
   そこで、画用紙の下半分は”ひまわり”で、上半分は得意な恐竜に・・・。

Kくんは元々、恐竜やライオンなどワイルド系が好きなタイプ、とのことですが、
城や武将に興味を持ったかと思うと、今度は「花」。いろいろと、興味が広がりますね。。

Kくんにとっては、Kくんとそれらの間に何らかの脈絡があるのでしょう。
ことに、「花」への興味はどんなところから生じたのかは、関心のあるところです。

幼児期から低学年、中学年でのいろいろな体験を通して、高学年になって何か興味を持ったら、
その世界を大切にしてあげたいと思います。

一言で”花”への興味と言っても、生物学的に惹かれるのか、園芸としてか、絵画としてか、デザイン、色・・・。
それによって、図鑑を見たり、植物園に行ったり、園芸を行ったり、描いたり、画集を見たり、美術館に行ったり、
と世界の広げ方は異なってきます。

それが職業に結びつくかどうかは別にして、スルーしてしまうのではなく、
少し、深く、行動も伴って探索できるとすばらしいですね。

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2018.Elephas サタデーブログ ~「9月第5週:今週の心に残ったE・Blog」~

2018.Elephas サタデーブログ ~「9月第5週:今週の心に残ったE・Blog」~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

9月第5週のE・Blogは、「特別な十五夜」(9月29日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょうか。

特別…、どんな意味で特別だったのでしょう。
殊に今年は、教室みなでそれぞれに絵画や工作や、お話を通して十五夜を心待ちして迎えた十五夜でした。
今年の十五夜は、スーパームーンの翌晩と2晩つづいて、美しい月夜でしたね。

お話は飛んで、都立職業学科の入学試験まで2か月を切り、仕上げの段階に入ってきました。
今年度受験の生徒さん方はいっそう集中を高める時期となりましたが、
受験学年に至るまでの成長のプロセスにおいては、お月見に限らず、季節や行事、
共同性を甘受できるような経験がとても大切です。

共に心待ちし、楽しみ、感動を共有できる経験は、”ここ”という時の集中力につながります。
学校生活や就労の場でのコミュニケーションの基もそんな経験によって培われます。

と言っても、”ここ”という時に役立つようにと目的が優先されてしまっては、本末転倒です。
豊かに育つ、感動する心をもつ。それは、結果です。

さあ、これからのお楽しみは、ハロウィン、紅葉、・・・。
秋を楽しみましょう。

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2017.~生き生きと~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『湧きる想像力』(10月1日)
・・・歌唱造形のリズムに合わせて「城」を描き進めていると、
   白い画用紙にはあっという間に幻想的な世界が広がりました・・・。

城の背景には、満月、竜。雲隠れの月の色もグレー、金、銀。そして、サムライや殿様。
子どもの絵には、たくさんの言葉やストーリーがあります。

講師が「泉のごとく湧き出てくる」と書いていますが、本当にすばらしいパワーですね。

何かがきっかけとなり、パワーが生まれ、それを存分に発揮する。
Yくんにおいては、描くことがパワーの源となっているようですね。

毎週、何を描くのか楽しみにされているそうですが、歌唱造形ではメロディやリズム、楽器の構成が
いっそう子どもの中に躍動を生じさせます。

生き生きと取り組み、楽しむ、理想の姿ですね。

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2016.~ほんのちょっとの工夫で~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『漢字、黙々と』(10月1日)
・・・漢字の”書き”は負担というT君でしたが、夏休みの宿題の『漢字50文字』に取り組みました。
   その中からT君と最初に選んだ15文字、テストをしたら全問正解。お母さまは、目頭を押さえて褒めて下さいました・・・。

T君、がんばりましたね。
きのうに続き、きょうも工夫した授業。そんな報告は、読んでいて気持ちがいいですね。

やり方次第で、子どもは生き生きとします。
子どもの生き生きとした姿を垣間見ることは、ほんとうにうれしいことです。

決まりきったやり方で、子どもをしおれさせないこと。
ちがいは、ほんのちょっとの工夫であり、生徒さんとの遊び心なのです。

テストに先立って、「ちょっと待って」と見直しをするあたり、学習としてT君、一人前ですね。

講師の具体的な工夫は、どうぞElephas blog から直接お読み取りください。
不要な解説よりも、有効でしょう。

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2015.~意欲を引き出す~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『物語を体現して』(9月30日)
・・・5年生のY君と「大造じいさんとガン」を読みました。もっとこのお話に親しんでほしいと思い、人形劇風に進めてみようとしていたところ、
   Y君のアイディアで鉛筆やペンを登場人物に見立てて物語を再現しました・・・。

Y君はその後、いつも以上に読解問題に積極的に取りくめたそうです。
配役は、「消しゴムが大造じいさんで、ボールペンが残雪(ガンのリーダー)、鉛筆はハヤブサ…」。
講師の音読を聞きながら、状況や音まで表現しながら演じたそうです。

全く関連性のないものをそれぞれに見立てたとは、本当に素晴らしい想像力ですね。
でも、関連性がないがために、却って登場人物の外観に捉われずに動きや言葉をストレートに感じとることができたのかもしれません。
Y君はとても楽しそうに取りくんだそうです。

生徒さんの気持ちと意欲を引き出した授業実践でしたね。

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2014.~慣習を楽しむ~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『特別な十五夜』(9月29日)
・・・「お月見だんご」や「もちつきうさぎ」のかわいい絵画や工作、お話。
    教室はすっかり「お月見」ムードに盛り上がりました・・・。

シルバーウィークの後に崩れたお天気も、十五夜にはもち返しました。
そして、昨晩のスーパームーンはひと際かがやいていましたね。

お月見の慣習は、縄文時代からとも、平安時代からとも。
世俗的には江戸時代前期から。お供えをするようになったのは中期、後期からとも聞きます。

行事や慣習には共同性が伴います。
人々の共通の思いや願いを形にしたものが行事や慣習であり、
共に形にすることによってその思いや願いはいっそう明確になり共有されます。

その時期には、例えば「もうすぐ十五夜だね」「きれいなお月さまだったね」という言葉が挨拶のよう
に交わされます。人々の交わり(コミュニケーション)の基です。

今回教室でも、共にお月見を話題にし、学び、造形を通して心待ちにしていました。
「十五夜のお月さま見た?」、と今度はそれぞれのご家庭でのお月見話で盛り上がることでしょう。

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2013.~教室から日常へ~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『すべて丸』(9月28日)
・・・満月、月見団子、ぶどう。クレヨンで描いたり、はさみで切ったり、紙や粘土をを丸めたり、
   すべてて違いますが すべて丸です・・・。

お月見やぶどうは、秋のテーマです。
このひと月、絵や工作、お話でたくさん取り組むことにより、
”まる”を何かい耳にし、目にし、手に触れ、口にされたことでしょう。

たくさんの”まる”の経験。この意味では、教室での時間は日常とは異なる特別な時間です。
日常でこんなに”まる”を経験することは、稀ですね。

では今度は、教室で経験した”まる”を日常に結び付けてあげてください。
きのうは十五夜、そして今晩が満月だそうです。

お月さま手近に触れられない”まる”ですが、それも”まる”。
童謡に「ぼーん(盆)のような月が」という詞がありますが、日頃触れられるものに重ねてみると、
そのまるさが身近に感じられますね。
天体の図鑑が身近であれば、同じ月を見ていても”球”に感じられるかもしれません。

”まる”、不思議な、美しい形ですね。

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2012.Elephas サタデーブログ ~「9月第4週:今週の心に残ったE・Blog」~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

9月第4週のE・Blogは、「何事もなかったように」(9月23日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょうか。

今週前半は、シルバーウィークでした。中2日をはさみ、また今日、明日と連休ですね。
心身共に、寛いでいらっしゃいますか。

連休明けの街頭インタビューで、
「また学校や仕事が始まると思うと、恐ろしいです・・・」という声がありましたが、
こう言い切ってしまうと、本当に恐ろしい(!?)日々になってしまうかもしれません。

「忙しい、忙しい」という日常が始まることは、事実でしょう。
でも、そう言い切ってしまうと、その言葉によっていっそう日常を多忙のものとしてしまいます。

「タイヘン」「ムズカシイ」「ツライ」「ツカレタ」に加えて、「イソガシイ」という言葉も発しないことを、
私としてはお勧めします。ことの最中に発する言葉は、マイナスの気持ちを強め、事態を深刻化してしまうことがあるからです。
「イソガシイ、イソガシイ」とリズムを取りながら、仕事に励むのなら別ですが。

できれば、それらの言葉を発するのは何かをやり終えた時、またはひと段落した時にしましょう。
一日の終わりの時もいいですね。そこで発する言葉は、満足と感謝の気持ちの言葉に変わります。
しかもそれらは過去形で語られ、時には共感性とねぎらいを伴います。

気持ちのどこかにゆとりをもって、坦々と、楽しくはげみましょう。

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2011.~感性を磨いて~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『自分の言葉で』(9月24日)
・・・高校3年生のHさんは、学生最後の夏の思い出を自分の言葉で記録しました。
   おばあちゃんの家、飛行機、ホテルから見た景色、温泉、台風の影響で飛行場のロビーで待っていたこと、等々・・・。

次々に、たくさん出てきましたね。
短くてもいいので、たくさん書いて、たくさん話して。

言葉にすることは、自身との対話であり、他者との会話です。
また周囲とのコミュニケーションです。

周囲の出来事が情報として入ってきてこそ、記述や語りは生れます。

全てコミュニケーション。感性をより柔軟に、磨いておきましょう。
そして楽しく、生き生きと。

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