2278.~自然なコミュニケーションの中で~

2278.~自然なコミュニケーションの中で~  
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「仲良し」(8月1日)
・・・生徒さん方の様子を見ていてとても素敵だなと思うのは、皆さんとても仲が良いことです。
「あっ○○ちゃんだ!○○ちゃん、こんにちは!」「今日はなに作ったの?」。
以前泣いていた年下の生徒さんを、「△△ちゃん、大丈夫かなぁ」と心配してくれる心優しい生徒さんもいます・・・。

教室で、自然なSSTが営まれているようですね。
誰か一人の感性がきっかけとなって、コミュニケーションは広がっていきます。

それは、講師であるかもしれませんし、
ひとりの生徒さんであるかもしれません。

積極的なコミュニケーションが未だ見られない生徒さんも、
無理に挨拶させたり、受け答えをさせたりするのではなく、
自然にその空気の中においてあげることです。

対応の仕方が分からない場合は、そっと言い方を教えてあげましょう。

敢て場を設定するのではなく、自然なコミュニケーションは
最高のSSTです。

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nan

2277.Elephas サタデーブログ ~「7月第5週のE・Blog」~

2277.Elephas サタデーブログ ~「7月第5週のE・Blog」~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

7月第5週のE・Blogは、「七夕の魔法に」(7月28日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょうか。

梅雨が明け、まさにカラッと本格的な真夏の到来です。
さすがに日差しの強さが違いますね。
帰宅した時の室内の熱気にも驚きました。梅雨明けの前と後とでは、こうも違うのですね。

さて7月もきょう、あすで終わります。
七夕、模擬試験、期末試験、終業式、成績表、夏休み、梅雨明け、
…例年の営みの中で、一つ一つの楽しみや課題を越えてきました。

しかし、
日本で、また世界で心を痛める大きな事件が続き、その残虐性は増しています。
平穏であることの尊さを実感し、心より平穏を願う日々です。

まずは家庭から、そして地域、学校、それぞれにおける教育から。
私たちが行うべきは、一人ひとりの心に安心と満足を育てることです。

七夕をはじめ古来からの行事には、人々のそんな願いが込められています。
大人も子どもも、立場や抱える問題の異なる人々も、
すべての人々に共通する願いが行事には込められています。

そんな意味合いもつ行事、
教室でほのぼのと七夕が行われたことは素晴らしいことでしたね。

造形リトミック研究所
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2276.~気持ちが動き、流れ出す~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「目と目を合わせて」(7月29日)
・・・今年3月に入会された4年生の女の子、Kさん。とても恥かしがりやさんで、
   なかなか目と目が合いません。ところが、パソコンで??「こんにちは」を見ながら歌ったとき、
   講師の目をしっかり見つめながら、お辞儀ができました・・・。

歌と映像がなぜ、目と目を合わすことにつながったのでしょうか?
シンプルですが明るく楽しい印象的な曲とにっこりとした映像が、
気持ちを溶かし、柔らかく自然態にしたのかも、しれません。

Kさんは、苗字。お名前で呼ぶと、Wちゃん。
繊細な気持ちと感性を持つWちゃんにとっては、お名前の呼び方だけでも、
講師との関係性が変わる可能性があります。

お名前で呼ばれると、おのずと親しみが生まれます。
逆に、苗字で呼ばれるとスッと大人になったような気持ちで、背筋が伸びることもあります。
その意味で、中学生位になって少し意識が変わるといいなと思う生徒さんには、
敢て苗字で呼ぶことに変えることもあります。

ご家庭での親子関係に変化をもたらせたい時にも、
愛称ではなくお名前を文字通りに呼ぶことをお勧めすることがあります。

呼称ひとつで、意識と関係性は変わるのです。

Kさん(Wちゃん)も、??「こんにちは」で変化が見られたのをきっかけに、
より気持が自然に動き出し、流れだすといいですね。

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2275.~講師も生徒さんも共に~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「七夕の魔法に」(7月28日)
・・・今年の七夕、生徒さんも講師も、短冊に願いごとを書いて教室の笹に吊るしました。
担当の講師の願い事を見つけると生徒さん方は大喜び。短冊を読んだり、書いたり、願いごとの文を作ったり、…。
その時点でもう、講師たちの願いごとは叶っていました・・・。

生徒さん方が、うきうきと進んで文字を読んだり、書いたり、文を作ったり、
これは講師にとって大きな喜びですね。

勉強だからと読んだり書いたりするのではなく、楽しい必要性によって文字を使う。
本来あるべき形ですね。

生徒さん方がそんなに喜び、力も発揮できたとは、本当に”七夕の魔法”。
行事の持つ大きな力です。
行事とは、そもそも共同体において、その共同性を回復し確認する場です。
大人も子どもも、講師も生徒さんも…。

教室がひとつになった七夕、素晴らしいこころみでしたね。

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2274.~意欲と手ごたえを~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「初めての授業」(7月27日)
・・・7月に入会された小1のOくん。少し恥ずかしがり屋とお母さまから伺っていましたが、
   やはり入室の際は、少し表情が硬く。でも授業の終わりには、「次は国語の教科書をやりたいな。」と
   自分の気持ちをしっかり伝えられました・・・。

小学校の初めての夏休みですね。

恥ずかしがり屋は、慣れれば問題ありません。
学習嫌いになられる前に、Elephasに来られたことが何よりです。
Elephasへ、ようこそ。

夏休み前の良い時にお出でになりましたね。
夏休みを有効に過ごしましょう。

まずは、「次は~やりたいな」と学習の楽しさを体験授業と初回の授業から得られたようですから、
次は、”わかった”という手ごたえが得られるように学習を進めましょう。

今、Oくんは1年生。
算数の基礎は、基本的にはじっくりと2年間かけて積み上げていきましょう。
2年生の学習は、基本的には1年生の学習と概念的には重なります。
大きな違いは掛け算と単位の学習が加わることです。
数や量で遊び、3年生までにしっかりと数感覚を育てていきましょう。

国語は、一つのお話が長くなったり、文字が小さくなったり、カタカナ、漢字、さまざまな表記が
加わったりと、1年生の後半から大きく変化していきますが、お話を楽しむつもりで進めていきましょう。
書くこと、読解力は後からついてきます。嫌いにならずに、続けてさえいればです。

学習の入口に立ったばかりの子ども、
その学習に対する興味や純粋さを大切に育ててあげましょう。

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2273.~本ものに触れる、夏~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「夏は、イルカ!」(7月26日)
・・・生徒さん達は「イルカ」の歌を聞きながら絵を描き、色を塗っていきます。少々太めだったり、
   短めだったり。それでも、流線形のイルカの形はきちんと捉えられています。歌に合わせ、
   画面を見て描いているうちに、形を捉えているのですね・・・。

梅雨明け宣言のないまま夏休みに突入ですが、
この「イルカ」の曲を聴くと、広くて大きな海の風景が広がります。まさに、本格的な夏を感じます。

ひまわりと並んで、夏になると毎年、耳にし、歌い、描く??「イルカ」の前奏に
歓声を上げる生徒さんもいます。

イルカ、魚、イカ、タコ…、海に触れ、水を感じ、夏を楽しみましょう。
夏休みは、海に、水族館に、本ものに触れられるチャンスです。

本ものの、大きな感動に出会いましょう。

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2272.~漢字と数学~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「夏の克服課題、クリア1!」(7月25日)
・・・中学2年生のY君。目標の一つは、連立方程式の「代入法」。Y君の表情の「?」が「!?」
   に変わり、そして3回目の授業で「ぴかっと光る電球マーク」に変わりました。Y君、完全理解!
   2人で、嬉しさのあまりハイタッチしました・・・。

スタートしたばかりの夏休み、一つ目の課題をもうクリアしたとは素晴らしい出だしです。
さい先イイですね。

課題は「加減法」でなく、「代入法」。
「理解の最後の決め手は、”代わりに入れる”の言葉がけでした」、とのこと。

Y君にとって、”加減”の意味は把握しやすかったのに対し、
”代入”はピントきていなかったのですね。

「なんだ、そういうことか!」と分かったときに、
まるで回路をつないで電流が流れたかのように、完全理解。

熟語の意味の理解って本当に大切ですね!
算数・数学における国語力、漢字力の重要性は重々承知していますが、
まさにこういうことなのですね。

数学には数学独自の熟語が出てきます。
正負の数、同符号、異符号に始まり、三角形の合同条件に至っては「三辺相当」「二辺挟角」
「一辺両角」と漢字を理解していないとまるで呪文のようです。

まずは、漢字の意味から。
”分かっているだろう”ではなく、生徒さんが本当に理解しているかどうか、
その見極めが必要ですね。

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2271.Elephas サタデーブログ ~「7月第4週のE・Blog」~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

7月第4週のE・Blogは、「1時間、あっという間だね」(7月21日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょうか。

「3歳未満の方は入場できません」
 さて、3歳の子は入場できるのでしょうか、できないのでしょうか?

「未満」の学習のひとコマでした。

これだけで、「未満」の理解がぐっと高まります。
覚え方や理解の仕方の工夫、これはヒットですね。

私自身、
「音楽の音の字をオンと読むのが音読み」と小学生の頃に教わったことが今でも頭に残っていて、
音・訓を生徒さんと学習するとき必ずこのフレーズが頭をよぎります。

講師としては、こんなヒットをたくさん生みだしたいものです。

わかる授業だから、「1時間、あっという間」なのですね!

さあ、生徒さんはクイズのようにこの問題をみんなに出してあげましょう。
遊びながら、みんなで「未満」を習得しましょう!

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2270.~夏休みの学習、スタート!~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「1時間、あっという間だね!」(7月21日)
・・・中学2年生のMさん。小学生の頃から学習してきたことが今、受験の為の問題を解くことにつながって、
   面白くてたまらないようです。「全然!出来ます。」「夏期講習、楽しみ。」と、
   毎回、黙々と授業に取り組んでいます・・・。

Mさんの夏、スタートしましたね。

 ・学習の目的は?
 ・学習する分野は?
 ・学習の量は?
 ・学習の時間は?

これらが、予めきちんと把握されていることによって、
学習への取り組み意識は変わり、取り組み意欲はグンと高まります。

受験生だけでなく、夏休みの宿題に取り組む小学生にとっても同じです。
小学校1年生のお子さんは、初めての夏休み課題ですね。

 ・学習の目的は?  1学期の勉強を忘れないように、もう一度やっておこうね。
 ・学習する分野は? こくごとさんすうと、絵日記。
 ・学習の量は?   このプリント2枚とこのプリント1枚。きょうは、絵日記シート。
 ・学習の時間は?  午前中の30ぷんと夕方の30ぷん。長い針が、「6」をさすまで。

お母さま方へ。
学習の内容と量、時間はお子さんに合わせて決めてあげましょう。
夏休みの楽しい学習経験が、2学期のイイ学習へとつながります。  

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2269.~良いシチュエーションですね~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「1時間、あっという間だね!」(7月21日)
・・・たとえば数学の問題、「3歳未満の方は入場できません」というときに、3歳の子は入場できるのかできないのか…。
   S君が冷静に「できる!」といい表情。S君は職業学校の1年生。いつもニコニコ礼儀正しく、
   一緒に勉強していると清々しい気持ちになります・・・。

乗りの良い、リズミカルな授業が展開されているようですね。
「未満」と「以上」「以下」の学習。「3歳未満の方は…」、のこのはフレーズは身近ですし、
「未満」を学習させるのに、良いシチュエーションですね。

一人前の顔をした元気な3歳児、まだ幼い2歳児、まだまだ赤ちゃんの1歳児、
その3人が何かの入り口に順番に並んでいて、「3歳未満の方は入場できません!」と
3歳と2歳の子どもの間に一線が引かれる、…そんなイメージを持ちます。

「やった!」と喜ぶ誇らしげな3歳児。
イメージと言葉がこのひとフレーズで結びつきますね。

フィットしたイメージと言葉でまず、一つのことを覚えましょう。
「未満」なら「未満」のみ。「未満」に習熟したところで、「以上」と「以下」に学習を進めましょう。

楽しく、一歩ずつが確実な道です。
講師は、フィットしたシチュエーションを提供しましょう。

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