2891.~基軸を据えて~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

 ~今日のElephasブログ:「行く!」(7月19日)~

おはようございます。武蔵境教室の菊地です。

小学校1年生のSくん。エレファースには、自ら「行く」と言って、通ってこられる生徒さんです。

今学習しているのは、「10までの数」「右(左)から何番目」「時計」です。

歌唱を取り入れながら、体も動かしつつ能動的に授業を行うように工夫をしました。

まずは、右と左の確認。手を使って指しながら、どちらが右か左か歌とともに確認します。

そのまま、右から1、2、3…。歌を変えて、数の数え方を練習していきます。

その歌と合わせて、最後に時計の勉強です。「今何時?」と、一緒に読みながら取り組みます。

苦手なことも、楽しく「わかる」にしていく。これを目標に、続けていきたいと思います。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

Sくん、エレファースに自ら進んで通ってこられるとは、学習内容が理解できている証拠ですね。分かれば楽しい、楽しければ行きたい!とてもシンプルです。講師はこのシンプルなループを作ってあげれば、良いのです。

しかし時にそれを妨げてしまうのは、学校の学習ペースへの捉われや、ゆとりのない目標設定です。講師はそれらに翻弄されることなく、あくまでも生徒さんに基軸を据えて指導に当たることが求められます。そのことにより、却って学校とペースを合わせていくことが可能となるのです。

 

 

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2890.~面白みが契機に~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「指導の醍醐味」(7月18日)~

おはようございます。西国分寺教室の山下です。

高2のY君が数学の期末テスト範囲で確率に取り組みました。順列や組合せといった場合の数については樹形図等もあまり描かずに考え方を工夫した計算で解けるようになっていました。

さて確率の有用性をどう伝えるか、なぜ確率を勉強する必要があるのか? それを伝えるのに持ち出した切り口はあるコミック。

 「確率ってさ、“カイジ”みたいなのが生き延びるために使うワザなんだよ!」

何とも極端な例えですが,このコミックを知っていたY君の食い付きはとても良く,彼の眼の輝きが変わりました。話を紐解けば数学の発祥は2,000年以上前ですが、確率の発祥は高々300年前。発端はまさにギャンブルで,カイジのようなギャンブラーが2人の数学者に賭けについての相談を持ち掛けたのが始まりと言われています。

そんな話を皮切りにY君と一緒に平易な例題から進めていきます。袋に入った色玉、サイコロ、トランプ…、こうなる時のパターンは全体の内の何パーセントで…。そうこうする内に幾つかの解き方を習得したY君。

「意味や目的が分かったんで、内容も結構すんなり入って来ます。」

そう言ってくれるY君の笑顔から実感しました。無味乾燥と思われがちな数学も切り口次第で接する人の印象を変えられるんだなって。教える醍醐味を再確認した瞬間です。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

高2ともなれば、結構専門的な内容になってきますね。講師とも意気投合で、学習が進んでいる様子。Y君、期末テストの結果はいかがでしたか?

「意味や目的が分かったんで、内容も結構すんなり入って来ます。」とは、すっかり面白みを獲得されたようですね。これを契機に、数学全体に興味が広がっていけば、何よりです。

 

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2887.Elephas サタデーブログ ~「7月第2週のE・Blog」~

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さて7月第2週のE・Blogは、「国語90点超え」(7月9日)
皆さまは、いかがでしたでしょうか。

入会当初は、好きな映画や漫画や戦隊ヒーローの話題に没頭することが多かっという、S君。しかし講師がそれを受け入れつつも授業態勢を形成し、国語のテストで良い結果が出るほどに成長されたとのことでした。

「国語、90点超え」、数字はとても大切です。

この結果によって、S君は自己意識が変わったことでしょう。「頑張れる自分」「やれば、できる自分」、やがては目標に向かって努力する自分を思い描けるようになることでしょう。

昨年の夏休み、2学期初めのスペルテストを目標に猛勉強。その甲斐あって、これまで見たこともない96点を獲得した生徒さん。自己意識が一気に変化し、第一志望の高校に合格されました。高校でも高い評価を得て、自信をもって高校生活を過ごしている様子です。

さあ、もうすぐ夏休み。ひとつ目標を設定し、計画を立てましょう。あとは、地道に実践。自己意識を変えるチャンスです!

 

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2871.Elephas サタデーブログ ~「7月第1週のE・Blog」~

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さて6月第5週のE・Blogは、「自信もついてきて」(7月2日)
皆さまは、いかがでしたでしょうか。

電車での一人での通室、課題を着実にこなすこと、これらの2つの実践により、自信を得て笑顔が出てきたという記述でした。

さて、夏休みが近づいてきました。今の時期に、夏休みの学習計画を立てましょう。ポイントは、毎日何をどれだけ学習するかを具体的に明確にすることです。無理のない、少なめの量でOKですので、確実に実践できる計画を立てることです。

日々計画通りに学習を実践できれば、気持ちはとても充実します。その後の計画実践も加速されます。“実践により自信を得る“、一人ひとり、ぜひ”実践“”実践“で、清々しい夏にしましょう。

 

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2875.Elephas サタデーブログ ~「6月第5週のE・Blog」~

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さて6月第5週のE・Blogは、「漢字対決」(6月28日)
皆さまは、いかがでしたでしょうか。

生徒さんと講師とで漢字対決!漢字学習を敬遠していた生徒さんの口から、「なんだ。難しそうだけど、漢字って簡単だね」、という言葉が出てきたとの記述でした。すばらしいことですね。

続けてこんなこともありました。Elephas進学塾の体験授業を生き渋っていた生徒さんが、授業を受けて帰られるときに、「思っていたより全然楽しかった。僕通ってもいいよ」とのこと。

喜んでいただけることは、本当にうれしいことです。

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2872.~味わう~

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 ~今日のElephasブログ:『スイミー』を読んで~

おはようございます。荻窪教室の丸山です。

『スイミー』の豊かな表現に触れるたび、ワクワクします。「ドロップみたいな岩」ってどんなのだろう。「にじ色のゼリーのようなくらげ」って、どんなにきれいだろう。

しかし楽しいばかりではなく、このお話は「兄弟が食べられてしまう」ということから始まります。Mさんは「食べられてしまった兄弟」と後半に出てくる「そっくりな兄弟」のお魚が、同一人物(魚)だと思っていました。「食べられちゃったんだけど、その後、マグロのお腹を食い破って、出てきたんでしょ。それでスイミーにまた会えたんでしょ?」一緒に教科書を丁寧に読み、同一人物(魚)ではないことがわかりました。

「えっ…兄弟、本当に死んじゃったの?本当?」その時のMさんの表情が忘れられません。あまりに驚き、目を見開いたまま、しばらく言葉が続きませんでした。「兄弟は、お泊りしていたほうがいいけど、絶対死んじゃだめだよ。」と真面目な表情で言っていました。お姉さまが宿泊学習中に一人っ子状態を満喫していたとお母様から伺いましたが、Mさんがお姉さまのことを大事に思っている様子が伝わりました。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

Mさん、『スイミー』をよく感じ取っていますね、たとえ少し読み違えがあったとしても。「兄弟」のことを、自身の「兄弟(姉妹)」のことと重ねることができているのはすばらしいことです。

「読解、読解」と他からの問いに追われる前に、まず味わいましょう。テキストの世界で、遊ぶことです。気持ちが動いてこそ、本当の読解ができます。

 

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2871.~希望をかなえて~

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 ~今日のElephasブログ:「高校生活」(6月26日)~

おはようございます。津田沼教室の千山です。

4月に高校に入学したY君。

先日、高校で郊外学習に出かけた後、作文の宿題が出されたと相談をされました。
そこでまず、その日の出来事を話してもらいました。

友達との楽しそうな様子をたくさん聞けました。話しながら、
「このことは書こう。」「これは書かなくていいよね。」と、作文を進めていきました。
 冬休み頃、受験のための作文を書いた時には、「クラスメートとあまり話せなかったから、高校ではがんばりたい」と書いていました。

 今、仲良しがいると話すY君。受験がんばってよかったね。3年間の高校生活が充実するよう、応援していきたいと思います。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

Y君、高校で早速に友達ができたとは、良かったですね。

入学前からそう願っていたこと、また高校は中学よりも友達を作りやすい環境である場合が多いこと、これらが良い結果に出たのかもしれません。

2学期制の高校で、中間テストを終えたところですね。得意科目では高得点、すばらしいことです。まだまだ伸びしろのある科目もあります。友達との交流で大いに楽しみ心も磨き上げながら、学業も頑張っていきましょう。

 

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2870.~コミュニケーションの基盤を~

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 ~今日のElephasブログ:「実際に声を」(6月25日)~

おはようございます。津田沼教室の酒巻です。

年少さんで入会したEくんは今年小学1年生に。いつも元気いっぱい挨拶をし、教室に入ってきます。そんなEくんも学校でお友達と喧嘩になるとのこと。それを教室に来て、

「○○くんが叩いた」「いっしょに遊んでくれなかった」などと寂しそうに、そして少し不満げに話すこともありました。そんなEくんとは色々な場面設定で寸劇のようなこと時々します。

講師がわざと小さな声で「いっしょに遊ぼう」と言うと、Eくんは「大きい声がいい」と反応。次に無表情で「いっしょに遊ぼう」と言えば、「笑ってよー」と。強めの口調で「ねーねー遊ぼうよー!」と言ってみると「いやだよ、遊ばない」と。

その時のEくんの気持ちを聞いてみたり役割を交代してみたりもしました。場の空気を読むことは、とてもハードルが高いように思えますが、小学校に入学して少し成長したこの頃のEくんは、演じてみてわかること、実感できることが増えてきたように思います。

「みんな仲良くしなくちゃね」というより、実際に声を出してみた方が体験として分かる…そのようにも感じました。Eくんの思いやりの心も成長し、お母さまと喜びを分かち合っています。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

すばらしい実践です。年少時に入会され、Elephas 4年目。1対1での講師との関係性が形成されていますね。講師の言葉がけのパターンをきちんと感得しているEくん、すばらしい対応です。

3才以前の1対1でのコミュニケーションが、多対1のコミュニケーションのベースとなり、核となります。3才を過ぎると、日常のコミュニケーションは、1対1から多対1へと移行していきます。しっかりと核が形成されていれば、3才以降のコミュニケーションに比較的スムーズに移行できます。 しかし3才以前の1対1でのコミュニケーションが十分でないケースでは、核ができる前に多対1へと移行してしまうことになりますから、何らかの問題が生じることもあります。そんな場合は、今一度、1対1の対応でコミュニケーションの核をしっかりと形成できるようサポートしてあげましょう。

 

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2869.Elephas サタデーブログ ~「6月第4週のE・Blog」~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)</a>

さて6月第4週のE・Blogは、「毎日コツコツ」(6月20日)
皆さまは、いかがでしたでしょうか。

R君の言葉をもう一度ここで引いてみましょう。

「宿題って、まとめてやるものではない!と言うことです。勉強自体がそうですが、コツコツ続けて毎日やることが大切なんだ!って気が付きました。」

R君は、言葉を獲得しましたね。そこが、すばらしいところです。外からの言葉ではなく、内からの、自身の言葉なのです。言われて行うのではなく、自ら律して行う、…すがすがしい気持ちで積極的に学習に取り組むことができますね。何より、気持ちの充実の表れです。

これから先もこの言葉を自らのものとして、歩みを進めていってくださいね。

 

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2868.~思いやる~

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  ~今日のElephasブログ:「心の成長」(6月22日)~

おはようございます。津田沼教室の堀です。

小学4年生Rくんは、授業が終わると次に待っている高校生のお姉さんと会うのを楽しみにしています。とても可愛がってくれるのでまるで姉弟のように仲良しです。その日も、Rくんは授業が終わると急いで部屋を出て行きました。が、すぐにまた真剣な顔で部屋に戻って来ました。

「なんだか、お姉さんに無視されたみたい…。僕を全く見てもくれない。」と、かなりショックを受けた様子でした。「何か僕に怒っているのかな?」とても悲しそうにしていました。でも少しすると、大きく深呼吸して「先生、お姉さんにこのことは何も聞かないで。たぶん僕に気がつかなかっただけかもしれないから。」そう言って寂しそうにしながらも、お姉さんに声をかけずに静かに帰って行きました。

 そのあと、その高校生の生徒さんは学校の出来事が原因で元気がなかっただけだったとわかるのですが、Rくんにそれを伝えるべきか少し悩み、Rくんが自分で乗り越えていく心の様子を見守りたいと思い、その日はそのままそっとしておきました。

何より、この短い時間のRくんの心の動きを見ていて、とても感動していました。ある出来事から主観的に感じたことを客観的に捉え直して、自分で心を落ち着かせることが出来たということ。また相手のことも思いやり、そっとしておくということ。素晴らしいなぁと思います。人はこんな風に他人との関わりで成長していくものなのだなぁと、小さい頃から知っているRくんの成長を感じ嬉しく思いました。後で真相が分かった時のRくんのホッとした様子、かわいらしかったです。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

ひとつのドラマですね。

自分の中に心があるように、ひと(他者)の中にも心がある、…当たり前のようでありながら、具体的な場になると、自分の心の論理でひと(他者)の心も解釈してしまいがちです。

でもRくん、自分の心の論理で押し切ることなく、ひと(他者)の心を想像し、思いやることができたのですね。すばらしいことですね。Rくんの心の土壌のやわらかさを感じます。きっとRくんも、そんな思いやりの中で育てられたのでしょう。

寂しいという気持ち、またほっとしたという気持ち、いろいろな気持ちを経験することで、心はもっともっと柔軟に成長していくことでしょう。

 

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