3072.~中学受験を経て~

3072.~中学受験を経て~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

 ~今日のElephasブログ:「勉強する習慣がつきました…」(2月12日)~

おはようございます。武蔵境教室の小泉です。

Tくんが第一希望の中学校に合格なさいました。しかも9割の正答率という結果を残しました。

試験当日の夕方合格発表を受けてすぐに、ご本人から電話がありました。

「え、国語も算数も両方9割? ほんとう?」

「はい、Elephasのおかげです」とTくん。

 Tくんの夏期講習も冬期講習も、武蔵境教室の講師全員で取り組みました。普段の担当講師2人をはじめ、全員で応援してきたので喜びもひとしおでした。

「自分で勉強する習慣がつきました」とお母さまからうれしい報告も受けています。

 Tくんが面接試験で答えた中学校生活の抱負は、「一生付き合えるような仲間を見つけたいです。どんなお友達に会えるのか楽しみです」。

 どんな出会い、どんな出来事、どんな成長が待っているのか、Tくんの今後がほんとうに楽しみです。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

受験を経て、大きなものを得ることができましたね。

受験期はついストレスがたまりがちですが、Tくんは無理のない良いペースで受験準備を進められたのでしょう。勉強から逃げたいのではなく、逆に積極的に取り組めるようになったのですから。

「自分で勉強する習慣」、ここまで到達すれば、春からは立派な中学生ですね。

良い生活リズムを維持して、学ぶことを楽しんでいきましょう。

 

 

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3068.~笑顔で~

 

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「一緒に歌い、共に動く」(2月7日)~

おはようございます。西国分寺教室の山下です。

“一緒に歌うこと” そして “共に動くこと” の大切さ・楽しさを実感しています。

小学生のKさんとの授業。九九や10の合成分解の学習では、歌唱数量法により先導して “楽しんで” 歌うことを心掛けています。そうすることで,Kさんは一緒に,いやむしろ自発的に楽しそうに微笑んで歌うのです。画用紙で工作をする時も同様です。歌唱造形の歌を極力流して歌いながら画用紙を切ったり,糊で貼り付けたりします。Kさんの笑顔の度合いと楽しそうに作る,”ノッてる” 度合いが全然違ってくるのです。歌を積極的に多く取り入れた授業の日、終了時のKさんは笑顔の明るさが増しています。

中学生のH君は,イラストを見て「誰が何をしているのかな?」の説明を書く学習を行っている時に,ただ言葉で「誰々が」「何処どこで」「何々を」「どうしています」と説明するだけではダメではないかと感じ,一度オーバーアクションで実際の動きをジェスチャーで演じてみた所,H君も一緒になって同じ動作を真似して言葉でも繰り返しながら何度も頷いて解答を書き込んでいました。例えばプールで男の子が泳いでいるイラストだったら,講師は椅子から少し立ち気味でクロールの動作をH君の目の前で演じます。またノコギリやトンカチのイラストであれば、ちょっと立ち上がって椅子に片足をかけ板っきれをノコでギコギコやるアクションや釘を板にトンカチで打ち付けるアクションを見せます。最近は講師がジェスチャーをするとH君も早速一緒に真似をしながら,その動作に関する言葉を積極的に発し、二人で言葉を動きで実感しているような雰囲気で授業が進められるようになっています。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

講師の熱意とユーモアあふれる記述です。

課題に真正面から取り組みながらも、笑顔で、楽しめる。

すばらしいことですね。雑談で笑わせるのとは異なり、直球であること、そこがいいところです。

講師もきっと、笑顔ですね。

 

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3067.~受容~

3067.~受容~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「だからもう一回」(2月6日)~

おはようございます。統括本部の福沢です。

2月も中旬に向かい、高校の受験が本格化してきました。

すでに自己推薦などで、結果が出た生徒さんも多くいらっしゃいます。

思うような結果がでなかった、そんな生徒さんもいらっしゃるでしょう。

そんな時、私たち講師はどのように対応したらよいのでしょうか。

毎年、この時期になると、そんなことに心悩ませます。

「まだ次がある、頑張れ!」と言えばよいのでしょうか。どんな言葉が、その生徒さんの心を支えてあげられるのでしょうか。「頑張れ」、という言葉はすぐに出てきますが、今までその生徒さんなりに頑張ってきたのに、さらに「あと少し頑張れ」、と言うのは、なぜか酷な気がしてしまいます。

このごろ私は、「思いの通じなかった学校は、君にとって心地よい場所ではなかった、これから受けるところが君の心地よい居場所になるに違いない、だからもう一回チャレンジしていこう」、というようなことを言うようになりました。

こんな言葉で、次へと前向きになってもらえるかは分かりませんが、どの生徒さんにも必ず居心地のよい学校があるはずです。それを見つけるお手伝いを、3月まで続けていきたいと思います。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

日々朗報が届きますが、残念ながら100%合格ではありません。

親御さん方もそれを心配されて、受験すること自体をためらわれる方もありますが、

生徒さんの心は意外に強いもの。次へと気持ちをつなげていっています。

「あんなに頑張ったのにダメだった…」と最初は落胆しても当然ですが、結果を受け止め、受け容れる力もあります。

周囲の者はそうして成長しようとする子どもたちの力をしっかりと支えていってあげましょう。合格か否かという目に見える結果だけでなく、目標に向かって努力した月日、そこから得た目に見えないものに大切なものがあるのです。

 

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3060.~楽しみながら~

3060.~楽しみながら~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「理解、定着」(1月29日)~

おはようございます。荻窪教室の丸山です。

Aさんは、図形の問題で手が止まることが多くありました。角度の問題は、どこを見ていいのかわからなかったようです。好きな色の折り紙やシールを使うことで、楽しそうに取り組みますが、講師のリードが必要でした。

今回は、スポーツの実況中継風の声掛けが有効でした。少しヒントを入れながら声を掛けます。「Aさん、ここで外角を探しています…あ、見つけた模様です!この外角は角Aと角Bをあわせたもの…角Aを引けば、角Bが求められます!三角形の内角の和は180度、これを利用するより早かった!…Aさん、正解です!見事正解しました!」

直接教えるわけではないところが良かったようです。波に乗ってからは自分でブツブツ工程を確かめながら、解くようになりました。理解OKだったのが、定着OKになり、習熟段階に入りました。

中学受験に向けてまだまだ問題に取り組む必要があります。来年度は受験学年です。この調子で国語も対策していきます。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

楽しみながら、着々と受験準備を進めていけることは素晴らしいですね。

理解、習熟、定着、そして更に繰り返す。こうして、基礎を確実に積み上げてきましょう。

理解不十分なことは、通り過ぎていくだけで積み重なることはありません。

多くを求めることよりも、基礎を確実に。

 

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3053.~認知・機能~

3053.~認知・機能~

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 ~今日のElephasブログ:「くとひ」(1月21日)~

おはようございます。津田沼教室の千山です。

Yくんはひらがなを書く練習をしています。

少し前までは、

「く」という字を書く時、「つ」を裏返したような字になっていました。

そこで、リズム造形のギザギザを縦に何度も描きました。

ギザギザの歌に合わせて描くと、上手に角を描けるようになりました。

いつの間にか「く」の字も角がしっかり描けるようになりました。

今は、「ひ」の字のまん中のふんわりが尖らないように練習しています。

リズム造形のふんわりをたくさん描いて、

上手な「ひ」が書けるようになる日も近いと思います。

楽しみです。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

リズム造形で、とんがりが見え、丸みが見え、無理なくひらがなの練習が進んでいるようですね。

①「く」の字にとんがりを感じられることと②とんがりが書けること、この2つが揃って「く」の字が書けます。「ひ」の字においても同様です。

認知力と書字(描画)機能を無理なく育てるのが、リズム造形です。

 

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3052.~待つこと・受容すること~

3052.~待つこと・受容すること~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「待つことも課題」(1月19日)~

おはようございます。津田沼教室の酒巻です。

小学4年のSくんは何事も真面目に一生懸命取り組みます。

ただ、自分の納得いくものにならなかった時、時間を忘れて取り組もうとするなど、

物事を柔軟に考えることが難しいがゆえに生じる、自分の中の葛藤というものでしょうか…

それが少し辛いのかな、と感じるときもあります。

しかしそれが学習面や描画で良い方向に働くこともあります。
Sくんはヒントをすぐに得たり教えてもらったりすることを嫌がり、自分の力でやり遂げたく、一つの問題を何分でも一生懸命考えることもあります。

一見効率が悪いような気もしますが、自分の力で主体的に考える習慣がついているので、本当の意味での「学ぶ力」はとても強いのではないかと思っています。

どうしても自力でできなかった時は、切り替えて誰かに頼るということも自分で許せるようになること…、などがSくんの課題ではありますが、Sくん自身の学び方やスタイルを最大限尊重することで成長の芽をつぶさずに済むのではと思いました。

待つことも課題、そして認めてあげることも課題…。

生徒さん方から日々、大事なことを教えてもらっているような気がします。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

そうですね。待つこと、とても大切ですね。1時間の授業の中という、ひとつの時間の中で待つということもあれば、ひと月、数か月、場合によっては一年、二年、数年、とある期間、ある時期、待つことが必要な場合もあります。

待つ、ということはある意味、その子どもを理解することでもあります。「一人ひとり、違っていい」とはよく言われますが、その違いを本当に認め受容できているかどうかは、疑問の多いところです。

より良い態勢を子どもと共に求めて生きながらも、そのプロセスでは、違いを認め受容すること、難しいことですけど、大切なことですね。

 

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3051.~図形を楽しむ~

3051.~図形を楽しむ~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「図形の学習」(1月18日)~

おはようございます。津田沼教室の堀です。

冬期講習に来ている生徒さんには、普段の授業で時間のかけられない内容に落ち着いてじっくりと取り組めるような課題を用意しました。たとえば、小学2年、4年、6年の生徒さんそれぞれに図形の学習を用意しました。 学年は違いますが、使うものは同じです。

1つはおりがみ。半分に折ることを繰り返して、様々な形の1/2、1/4、1/8を体験していきます。

2つ目は、三角定規や分度器。
切ったおりがみの三角形や四角形の種類、そこに直角があること、直角が2つ集まると180度、4つ集まると360度、それぞれ体感していきます。

そして、3つ目は厚紙。それらの形を合わせて作る三角屋根の家の工作。直角を使った四角形や、正三角形、二等辺三角形が描けないと家は真っ直ぐ出来ません。そして、箱の展開図をしっかりと理解出来ることでしょう。

最後は思い思いに色を塗り、素敵なお家を作ります。みんなとってもいい笑顔で持って帰りました。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

みなさん、図形の学習を楽しめたようですね。

教科書やワークに描かれたものだけではイメージしにくい図形も、

折ったり、切ったり、組み合わせたりすることによって、形を認識することができますね。

数量の学習が大好きで得意な生徒さんがたくさんいらっしゃいますが、実は図形の学習もとっても楽しいのですよ。

 

 

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3050.~面的記憶~

3050.~面的記憶~

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 ~今日のElephasブログ:「既成概念にとらわれずに」(1月17日)~

おはようございます。津田沼教室の織戸です。

Mくんは文字が大好きです。

しかし、エレファースではじめてお会いした時はまだ発語がなく、ひらがな・数字も認識していない段階でした。

そんな中、自分の名前やひらがなや数字・単語を歌や文字で見聞きし、

エレファースメソッドに徐々に楽しんで取り組んでいました。すると、

Mくんは発語がないまま、名前が書けるようになりました。どんどん進んで書字に取り組み、

その後に追って名前が言えるようになりました。

今ではひらがな・カタカナを読むことが出来、最近の関心はアルファベットと漢字です。

アルファベットは歌に合わせて、文字をしっかりと見ています。

漢字は、書き順を追ってどんどん書くことがとても楽しそうです。数字と曜日に取り組みました。

当初は、漢字を認識して、読むことから始めることを考えていましたが、

Mくんには、規定の順序や手順とは別に、

見る・書く・聞くと様々なアプローチが必要なのだと改めて感じました。

既成概念にとらわれず、生徒さんにあった授業を考えていくことを改めて考えさせられました。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

Mくん、頑張っていますね。しかも楽しく頑張っている様子が、すばらしいですね。

「既成概念にとらわれず、見る・書く・聞くと様々なアプローチ」、それが成果をあげていますね。

多角的なプログラムがMくんの中で統合されていく様子がイメージできます。線的な記憶ではなく面的な記憶は、定着も高まることでしょう。定着が高まれば、その上に次の課題を浸透させていくこともより容易になります。小学校1年生のMくん、少し先の将来も見据えて、着実に学習を積み重ねていきましょう。

 

 

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3049.~適切な教育環境を~

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 ~今日のElephasブログ:「いつも明るく前向きに」(1月16日)~

おはようございます。越谷教室の森田です。

昨年の春から教室に通っていらっしゃるYちゃんは、お洒落で笑顔がとても素敵な女の子です。

何事にも一生懸命のYちゃんは、いつも一緒に「あひる…」と文字を指でなぞりながら、一緒に歌って勉強しています。

そしてぐんぐんと発語を増やして、最近では国語の教科書の音読ができるくらいにまで

沢山の言葉を発するようになりました!

今では一緒に勉強した内容も暗記してしまっている程です。

いつも明るく前向きに、何事にも懸命に取り組む姿勢はこんなにも大きな成果をもたらすのだと、

Yちゃんから教わりました。

 発達支援教室Elephas(エレファース)

 

 ◇ワンポイント・メッセージ◇

Yちゃん、大きな成果ですね。まるで水を得た魚のように、新しいことをどんどん吸収されているようです。本当に、お勉強が大好きだったのですね。

内容を暗記してしまうほどに音読したりとは、なんて楽しいことでしょう。Yちゃんは図鑑にも興味があり、図書室の本をいつも利用されているとのこと。お教室では、Yちゃんの学びたい気持ちを満たし、興味のある分野を一緒に学び進めてあげましょう。

 

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3048.~気持ちを表す~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「笑顔でお話し」(1月15日)~

おはようございます。越谷教室の田中です。

小6のKさんは、♪「春夏秋冬」の夏場面の絵を見ると

「海に行った、これはパパでこれが自分」と話してくれます。

「楽しかった?」と聞くと「忘れた」というので

「水は冷たかった? パパが水をかけたのかな?」と尋ねると、

思い出しながら少しずつ笑顔になり、お話をしてくれました。

 

前の恩師の話を思い出しました。

人は誰でも心の中にいろいろな感情の詰まった瓶を持っている。

瓶の蓋を開けて嬉しさ楽しさ等、快の気持ちを取り出した時には

素晴らしい笑顔になれる。自分一人で蓋を開閉しにくい時には

周りが開けやすいようにお手伝いをしてあげれば良い。

 

Kさんの楽しそうな笑顔を見て、こちらの瓶の蓋もいつの間にか開いて笑顔になっていることに

気付きました。

 

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

「楽しかった?」と問われも、楽しかったかどうか答えられない。しかし「忘れた」のではなく、「楽しい」とまとめて一言でくくることがまだKさんにしっくりと来ていないのでしょう。楽しかったかどうかは、Kさんの笑顔が答えてくれています。

楽しさは、決まり文句のように「楽しかった」とまとめ上げるものではないのですね。あんなことした、こんなことした、誰かがああ言った、こう言った、という一つひとつの行動や言葉や会話ややりとりの陳述(話し言葉・書き言葉)から楽しさを感じ取ることができます。嬉しさや悲しさ、悔しさ、残念さ、・・・他のもろもろの感情においても同様です。

出来事を具体的に連ねていくお話しや作文の方が、小ぎれいにまとめられたものよりもよほど気持ちが伝わってくるものです。「気持ちを表現する(話す・書く)ことができないんです」というご相談をしばしば受けますが、連なる具体を通して、実は子どもたちは気持ちを大いに語っている、ということもよくあるのです。

 

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