5206.~経験を言葉に〜

5206.~経験を言葉に〜

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

今日のElephasブログ:「文章表現」(12月25日)

おはようございます。積塾塾長の佐藤です。

文章表現の学習では、読み手が読んで分かる表現に到達させるまでには理想的には半年かけます。

一文の文字数を多すぎないように切らせ、ねじれを直し、読んでいて違和感のない表現になるよう添削します。

そのつぎの過程は、主張内容を支える根拠にその子どもの頑張った経験、つらかった経験、夢中になっている経験を使います。そこから何を得、発見したのかを書かせます。

最終的には、社会に訴える独創的なアイデア、提案を出させます。

だれも思いつかなかったこと、こちらがあっと驚くようなこと、その子どもらしさにあふれた、比較不可能な唯一無二の提案を書くように求めます。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

12月18日・19日に行った『都立:課題文・作文/面接対策講習』では、まさに上記が実践されました。「長文読解」、「課題文の読み込みから作文へ」。作文では、自己の経験を取り上げて振り返り、努力したことや、苦労したこと、失敗したことなどを記し、その後にその経験から得たことを指定された言葉を用いて表現していきます。参加生徒は、その作業に黙々と取り組みました。文の組み立て、漢字、表現の統一など課題はまだありますが、書くパワーは確実に向上しました。入試に向け、ここから個々の課題を埋めて仕上げていきます。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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