5140.~個別指導だからこそ〜
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
今日のElephasブログ:「これならできる!」(10月2日)
おはようございます。Elephas Elephas東中野教室の松村です。
Elephasには、‘勉強するのが苦手‘、 ‘勉強が嫌い‘と感じている生徒さんがいらっしゃいます。
Iさん(小学校5年生)もその一人です。
当初よりIさんは、
「勉強はあんまり好きじゃない。算数より国語のほうが好き」と語っており、全般的に苦手意識を算数にお持ちでした。
算数のどの部分が苦手なのか、より詳しく把握するため、原点である「たし算・ひき算」まで遡りました。
2桁までのたし算、ひき算はOK。筆算も出来ます。
出来ない要因は、「くり上がり回数」にあったようです。
くり上がりが2回以上あった時、次の桁へのくり上がりが完璧に理解出来ていませんでした。
これについて、ホワイトボードに筆算のかたちで3桁+3桁を。
「くり上がった数」にはいろいろな色のマーカーを使って強調して示しました。
総仕上げとしてPCアプリを使い説明しながら進めました。
すると、「これならできる!」と言って、その後、黙々とたし算プリントを進めることができました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
生徒さんの躓きのポイントを講師が把握し、そこに焦点を当てて講師がひと工夫することによって解法を獲得することのできた好例ですね。これも、完全な個別指導ならではのメリットです。