619.だるまさんの目
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
各地でのだるま市の様子が新聞やテレビで報じられています。
ある新聞の見出しは、「夢託す だるま市」とありました(読売新聞1月4日)。
いいですね、夢や希望を持つということは。受験の合格祈願の方もいらっしゃるかもしれません。
教室にももうすぐそこに受験を控えて、お正月返上の生徒さんも少なくありません。
きっとご家族と合格祈願をしてこられたことでしょう。
神事には、宗教を問わずある種の形が明確にされています。
形から入ることによって、自ずとそこに心や意志が伴ってきます。
その逆は、なかなか難しいものです。
手水で清める、鈴を鳴らす、お賽銭を入れる、二礼二拍手一礼、・・・みな形が明確です。見よう見まねで参拝することによって、祈りの気持ちが形成されます。
だるまも形式を踏まえたもののひとつです。願いを込めて片方の目を入れ、願いが成就されたらもう片方の目を入れる。
言葉だけで目標を立てるよりも、目を入れるという行為によって、目標を持つ気持ち、つまり意志や意欲がより明確になります。目標に向かって頑張る力が湧いてきます。
置き上がりこぼしでもあるだるまさんには、「七転び八起き」「だいじょうぶですよ」の意味も込められているそうです。ユーモラスの中に、心強い力が秘められていますね。
機会があったらだるまさんに目を入れて、目標をしっかりと確認してみるのもいいですね。
造形リトミック研究所
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