379.テレビニュースから学ぶ

379.テレビニュースから学ぶ
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所

 私たちの得る情報の80%は、視覚から得るものだと言われています。この寒い冬、このブログでも雪の話や最低気温氷点下の話などをいたしましたが、テレビニュースでも北陸での雪かきの様子や、東北で除雪車が雪を海に捨てている様子が報道されていました。毎日毎日の雪に、「生きていくのって、大変ですね」と雪かきで疲れた腰をなでながらつぶやいているおばあさんの姿もありました。

 教室では、♪「ゆきーだ ゆきだ、ゆきーだ ゆきだ、ゆきだるまー」と楽しく歌いながら雪だるまを描いていますが、雪に対する思いはさまざまだということがわかります。「西日本から北日本の日本海側では大雪の警戒が呼びかけられています」という言葉の意味も、映像をみることによって一目瞭然です。「北陸」「東北」という言葉にもイメージが伴うようになります。

 イメージを持つことによって、言葉に感情が重なってきます。ご家庭で一緒に映像を見ながら、「すごい雪だね」「住んでいる人たちは、大変だね」と気持ちを込めてお子さんに語りかけることによって、他者の気持ちへの理解も少ずつ進むことでしょう。

 折々にフィットした映像と親御さんの生きた言葉を通して、お子さんの言葉と言葉に伴う感情を少ずつ育てていきましょう。言葉育ては、日々の小さな積み重ねです。
 

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造形リトミック研究所
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