370.冬休みの宿題は?
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所
始業式まで、あと3日ですね。宿題は、終えられそうですか?
終えられそうなお子さんは、あともう少しだけがんばって仕上げましょう。達成感が得られますよね。
課題が難しい、また毎日規則的に取り組むことができなかった、どうしても机に向かえなかった、・・・という方お子さんは、量を加減しましょう。この3日間の目標を自分で立てて、無理のない範囲でがんばりましょう。
自力で出来る方お子さんには、もちろん自力で取り組ませましょう。が、お手伝いの必要なお子さんには、気持ちよく手伝ってあげましょう。「一生懸命に書けばいいのよ」「ひとつずつ書いていけば、終わるよ。今日はここまでね」と言って、その日の目標の終点を明確にしてあげましょう。
極端な話、場合によっては答を写すこともOKです。1日の中の決められた時刻に、イライラしないで、集中して学習に取り組む習慣作りだと思えば、書き写すだけの学習にも大きな意味があります。
親御さんに手伝ってもらいながらでも、無理なく宿題に取り組めるようになれば、やがては少しずつでも「本当の学習」へと向かいます。「本当の学習」とは、自分で取り込み、理解し、記憶し、再生し、考える学習です。
楽に取り組ませる習慣をつけていかれると、少しずつ学習が苦ではなくなってきます。親御さんにとっても、学習させることが楽になってきます。そうすれば次第に、学習が好きになる方向にさえ向かっていきます。(つづく)
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造形リトミック研究所
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