303.♪「できる できる」
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所
教室には、「絵描き歌」はもちろん、「言葉の基礎学習の歌」に加え、「メッセージの歌」があります。♪「できる できる」は、「メッセージの歌」のひとつです。これは、生徒さんへのメッセージであり、親御さんへのメッセージであり、講師へのメッセージでもあります。
生徒さんの発達と学力のステージを把握して、無理なくプログラムを立てて学習を進めれば、「できる」ことをひとつずつ積み上げていくことが出来ます。ここ2日間の教室ブログでも、夏休みの宿題を通してのそんな実践例を報告しています。
生徒さんには、♪「できる できる・・・・・だいじょうぶだよ、できるんだ」と歌によって励まし働きかけ、講師は♪「できる できる」の歌によって、生徒さんの可能性を信頼しながら、創造的でありながらも地道に学習を進め繰り返していきます。
学習は、一夕一朝では成りません。生徒さんと講師の双方の努力、とそれを支える親御さんの努力を要します。しかし、ねじり鉢巻、叱咤激励で努力するのではありません。
子どもは、楽しければ学習しますが、楽しくなければ気持ちはスイッと違うほうに行ってしまいます。
子どもは、かんたんに出来れば学習しますが、かんたんでなければ諦めてしまうかストレスを貯めてしまいます。
でも、楽しく学習し、その子どものできる簡単なことからスタートすれば、「知る」面白さを感得・体得して、少し楽しくなくても、少し難しくてもがんばれるようになります。なぜ、がんばれるのか?
それは、自分の「できる」力を信頼できるようになったからです。講師も親御さんも、あせらずにそこまで導きます。子どもが自ら進んで学習する「学習力」を身につけられるように、あせらず、あきらめず、あまやかさずに導きます。
※あまやかさないとは、厳しくすることではありません。子どもの力を信頼して、促し励まし続けることです。
♪「できる できる」のメッセージを支えるのは、まさに造形リトミック研究所の掲げる
・楽しいからのパートナー
・ちょっと簡単(=できる)からのパートナー
・新しく知るからのパートナー
この3つのパートなのマインドです。
お子さんの発達や学習に不安になったとき、疑問を感じたとき、ちょっとイライラしたとき、どうぞ♪「できる できる」と口ずさんでみてください。
造形リトミック教育研究所
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