706.Elephas ブログ ~授業を創る~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをホームページでアップさせていただいております。教室の生き生きとした生徒さんのご様子や講師の創意工夫を広く皆さまにお伝えできますように、本ブログではワンポイントメッセージも加えて、お読みいただけるようにいたします。
・・・・明るく、楽しく、豊かに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ Elephasブログより◇
おはようございます。
発達支援教室 Elephas(エレファース)・国立教室の今村です。
算数の学習を「料理」にたとえながら指導にあたっています。どの学習課題にも料理の下ごしらえに当たる下準備が必要です。テレビの料理番組で見るように、材料の一つ一つをそれぞれに下ごしらえをして使う順番に並べておけば、調理はそれらを合わせていくだけになり、とてもスムーズで失敗がありません。
算数でも同様です。この課題を行うには、何と何ができていることが必要か・・・という風にです。
そうして取り組んでも途中生徒さんの鉛筆が止まってしまうこともありますが、その際はどうして?と観察し、どの準備が不十分かを探ります。生徒さんを悩ませないようにし、算数の学習は難しくない、と苦手意識を持たせないようにすることで学習がはかどり、結果として成果につながっていきます。いつも、「簡単だった」という後味が残るように
心がけています。
◇ ワンポイントメッセージ◇
生徒さん自身が、ほんとうに”わかった!”と思う瞬間があります。それは、表情から読み取れますし、「なるほど」と、思わずつぶやく生徒さんもいます。それは、講師にとって最高にうれしいことです。
そこに至るためには、講師は講師としての努力が必要です。生徒さん一人ひとりの躓きやすいところや逆に得意なところ、関心などを把握し、まず学習への導入に神経を使います。そして、導入後の大まかな道筋を整えておきます。ポイントは、この道筋をゆったりとゆとりあるものにしておくことです。
それが成功したとき、やはり授業は生徒さんと講師とが創り上げるもの、という満足感が生じます。
発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
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公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/
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