1268.Elephas ホリデーブログ ~「広がるイメージ・・感じる」~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
もうひと月ほど前の新聞記事(読売新聞2013年6月28日)です。
「平安京跡から出土した土器の裏に、いろは歌のほぼ全文が書かれていたことが確認された」
とありました。
「いろは歌」最古の全文 貴族の子弟手習いか
という見出しがあり、古への歴史的ロマンから、また文字を教えている身として興味を覚えて切り抜いておきました。
と、その翌日のコラム「編集手帳」でもこの土器のいろは歌のことが取り上げられていました。
書き損じがあったり、文字の大小があったり、書き切れなかった行が冒頭の余白に書かれていたり、というこの歴史資料に対し、
つたない筆遣いは貴族の坊やだろう。
・・・「ねえ、終わったら蹴鞠しにいっていい?」「もっと集中しなさい!」
800年前の会話が聞こえてくる(読売新聞2013年6月29日)
とありました。
このコラムの筆者の感性には脱帽。恐れ入りました。
あの土器から、視覚的にも聴覚的にも、とてもそこまでのイメージは・・・・・。
このコラムの数行のおかげで、一気に平安の貴族の日常が目の前に広がってきた思いでした。
日頃の生徒さんとの学習の場で、生徒さんの文字、書かれた内容、また表情、仕草、言葉、行動、から講師は何を感じ、何を読み取るか。
気負うことなくそれが自然になし得る、豊かな感性をそなえていたいものです。
発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
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公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/
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