1231.~さりげなくフォロー~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『先生と一緒だと』(6月13日)~「工作はうまくできないから・・・」と言っていたEくんが、「先生と一緒だとできちゃうんだよね~」と言って・・・。
「ちょっとむずかしそう」と敬遠していることをやらせると、生徒さんの苦手意識はますます固まってしまいます。
「失敗したら困る」という意識が生徒さんはとても強く、それだけ生真面目なのです。
でも、講師がちょっとフォローするだけで作業がスムーズに進んでいきます。
・紙を合わせるときに、微調整を加える
・紙を折る時にちょっと力を貸す
・はさみで切るときに、紙の支えを少し補助する
講師は黒子のような存在です。
紙がずれた、ギュッと折れない、はさみの線が曲がった、・・・これだけで生徒さんはイヤになってしまうのですから、
黒子として、そのあたりをそっとピシッとフォローしていきます。
一人でできればベストですが、フォローなしで嫌いにさせてしまうよりは、
初めはフォローされても、自信を持ち繰り返し取り組もうとする意欲を育てる方を選びましょう。
さりげないフォロー、これが生徒さんには「先生と一緒だと・・・」という気持ちにさせるのでしょう。
これは、「先生が手伝ってくれると・・」とは違うのです。この微妙な違いが、ポイントです!
造形リトミック研究所
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公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/
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