1052. ~生きた言葉を~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『「先生、こんばんは~だよ!」』(12月11日)~もうすっかり日が暮れてから授業のはじまるTくんから、講師の「こんにちは」のあいさつにこんな答えが返ってきました・・・~
Tくん、今週のホリデーブログのケースとぴったり重なるようですね。
このような成長ぶりはとてもうれしいことです。
「こんにちは」と「こんばんは」
違いを知って使い分けがちゃんとできています。それがわかっていることにTくんも自信満々で、講師に教えてあげていっそう鼻高々なのでしょう。これもまた、ほほえましい。楽しい会話です。
講師の説明も、
「冬のこの時間は、もう真っ暗」
「夏のこの時間は、まだ明るくて・・・」
日常の生きた場面を切り取って言葉にすると、言葉はポーンと生徒さんの中に入っていきます。
「もう」「まだ」ということばのニュアンスも、「暗い」と「真っ暗」のことばの違いも。「冬」も「夏」も
ことばに実態を伴います。「冬」の「まっ暗」は「夏」の「真っ暗」とは異なり、寒さや夜の深さを感じさせます。
生徒さんがどこまで感じているか、どんなイメージを持つかは、さまざまです。でも、こんな小さな積み重ねが
言葉を育てます。生きた言葉は、いきた感覚を育てます。また逆に、生きた感覚は、生きた言葉を育てます。
日常の言葉を大切にしていきましょう。
発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
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