1037.Elephas ホリデーブログ ~”見えない何か”~

1037.Elephas ホリデーブログ ~”見えない何か”~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性

を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

「元気?」「頑張ってる?」と肩を叩く程度のことでも、触られるのはもとより、話しかけられるのも
イヤという生徒さんががいます。よく見られることです。

中には視線が合うだけでもイヤで、視線を逸らすケースも少なくありません。

小学生の間くらいまでは、「この子は、そういう傾向があるのだ」程度に捉えておいてあげればよいでしょう。
中学生、高校生となるに従い、日常の繰り返しの中で視線や人に慣れてその傾向が緩和されることもあります。

そうでない場合もそれくらいの年齢になると、自分を客観的に見ることができてきたり、
相手の気持ちを察することができてきたりすることができてきます。
その段階で、一度お話をしてあげましょう。

・相手は、どんな気持ちで話しかけてきているのか?
・その時、どんな対応をしたらよいのか?
・自分を覆っている”見えない何か”を少しずつ取り除いていくような方法を。
 一緒に本人の行動分析をし、具体的な方法を提示してあげましょう。

「先生にはいつも世話になっているから」と修学旅行のお土産を下さるような生徒さんでも、待合コーナーで他

の親御さんに話しかけられるとプイと背中を向けてしまうようなことがあります。

あれから数年経ち、その生徒さんも来年にはサービス業に就こうと今その準備に励んでいます。

信頼関係のある立場の人が少しずつスムーズなコミュニケーションへと促していってあげましょう。
教室の講師がそんなお役に立てればとも思います。

発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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nan

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