1033. ~日常の出来事を~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性
を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く
皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいて
います。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『おでん!いいね』(11月21日)~テキストで「おでん」に触れて、「おなかがすいちゃった
」と思わずこぼした生徒さん・・・~
「おでん」この一言だけでも、おでんのあの匂い、湯気、練り物のやわらかさ、汁の滴る大根、つんと鼻をつく
辛子、・・・、さまざまなイメージが湧いてきます。
この生徒さんも、言葉を意味として、イメージとして、感覚的に、また体感的に捉えることができているのです
ね。規則的に文字を読むことと、文字の並びから意味を感じることとの間には大きな壁があります。
読み言葉だけでなく、聞き言葉においても同様です。
いずれも言葉に意味を感じることが難しいと、他者との共感性を得ることにも支障が生じます。
では、その間の壁を除いていくにはどうしたらよいでしょう。
これは、療育の大きな課題のひとつです。
日常的には、少し気持ちにゆとりのある時に、感じたことを言葉にして働きかけていきましょう。
「わー、おでん、いいにおい」「う~ん、この湯気、あったかそう」「あつあつだね」「おいしいね~」「うっ
、から~い」・・・・・。
気持ちの動きを少しずつ伝えていきましょう。はじめはピントこなくても、しだいに感覚的に分かってくるもの
です。何気ない日常の出来事、時にちょっと意識して、働きかけてあげましょう。
発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
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