1750.~最初が肝心~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『よく読んでから』(11月24日)
・・・中学2年生のSさん、よく読んでから書くということの反復練習。
今のSさんの大きな力になっていると実感しています・・・。
学習のスタイルが定着してきたことは、すばらしいですね。
それが成果としてご本人も確認できれば、そのスタイルはさらに確実なものとなっていくことでしょう。
ここまでくれば、あとは日々坦々と継続する持続性と根気ですね。
小学校高学年(4年生~)の間には学習態勢が整うことが理想的です。
学習態勢が整うとは、学習をする、しないという葛藤からはもう解放され、学習習慣が形成されている、という状態です。
そのためには、幼児期からの学習状況がとても重要となってきます。
幼児期はまだ、心理的にも身体的にも落ち着きがないのが当然と心得ましょう。
その段階で完璧を求めないことです。
姿勢正しく座り、鉛筆を正しく持ち、ていねいに書く。
難しい問題にもじっくり考えて取り組む。
最初が肝心とは言いますが、上記のようであることを求め過ぎないことです。
目標は上記であっても、それを実現させるためには実現できるようにサポートしてあげましょう。
サポートされてできれば、もうそれで完璧です。
無理のない楽しい学習、これこそが学習の原体験として肝心です。
そうすればSさんのように、本当にやるべき時にしっかり学習に取り組めるように成長されるでしょう。
造形リトミック研究所
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