1729.~発言にも奥行きが~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『とても謙虚』(10月31日)
・・・A君は学校の部活で素晴らしい功績を残し、学校行事ではリーダーを務め、
学級委員でもあります。でもとても謙虚で、アピールしません・・・。
中学や高校の男子生徒に多い傾向ですね。
「それは、いいです」
「そこまで、言わなくても」・・・と
質問や作文で主張すべき時にクールにかわしてしまいます。
少しずつ社会人に近づくにつれ、
自己のためまた他者のために、積極的に主張することが必要な場面も出てきます。
同じ主張にも、ニュアンスや仕方があります。
A君は持ち前の謙虚さを活かして、謙虚に主張しましょう。
鼻につく自己アピールと、
心から感心される自己アピールとがあります。
いまAくんが少々謙虚でありすぎることは、
次のステップにとって、良いタメトなり得ます。
小学生のようなストレートなアピールではなく、
少し積極性を意識しながらも奥行きのあるアピールとなることでしょう。
そんな経験を通して、コミュニケーションにも幅や厚みが出てきます。
社会人へとひとつ山を越える、楽しみな時ですね。
造形リトミック研究所
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