1619.~重さの体験~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『半ばクイズのように』(7月10日)
・・・Mくんは形容詞の反対ことばを学ぶ時に、大好きな海の生き物たちで考えます・・・。
「あじやとびうおはかるいね。でもしゃちは…おもい!」
なるほど!
図鑑や水族館で見る生き物にも、Mくんは量感を感じられるのですね。
ポーンと、大好きな世界に飛び込んで学習なんて、Mくんは自由自在です。
さて、私たちは一体どこで重さの原体験をしているのでしょう。
実際に何かを持った時でしょうか。
「重くて持てない」とか、「重いから手伝って」とか、「ウン?思ったより軽い!」とか。
次第に、日常の体験や知識から重さの予想がつくようになります。
大きさによる重さのちがい、質量による重さのちがい、材質による重さのちがい。
その常識を裏切られるとき、意外性を感じます。たとえば、
「この靴、ウソみたいに軽~い!」というように。
きのうの”いろ”のお話ではありませんが、さまざまな属性の中から”重さ”を抽出すること、
その辺りが基礎学習の生徒さん方の課題です。
お手伝いで、いろいろな重さの買い物袋を持たせてあげましょう。
いろいろな重さを、言葉と共に体験させてあげましょう。
重さの理解のきっかけになるかもしれません。
造形リトミック研究所
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