2272.~漢字と数学~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ「夏の克服課題、クリア1!」(7月25日)
・・・中学2年生のY君。目標の一つは、連立方程式の「代入法」。Y君の表情の「?」が「!?」
に変わり、そして3回目の授業で「ぴかっと光る電球マーク」に変わりました。Y君、完全理解!
2人で、嬉しさのあまりハイタッチしました・・・。
スタートしたばかりの夏休み、一つ目の課題をもうクリアしたとは素晴らしい出だしです。
さい先イイですね。
課題は「加減法」でなく、「代入法」。
「理解の最後の決め手は、”代わりに入れる”の言葉がけでした」、とのこと。
Y君にとって、”加減”の意味は把握しやすかったのに対し、
”代入”はピントきていなかったのですね。
「なんだ、そういうことか!」と分かったときに、
まるで回路をつないで電流が流れたかのように、完全理解。
熟語の意味の理解って本当に大切ですね!
算数・数学における国語力、漢字力の重要性は重々承知していますが、
まさにこういうことなのですね。
数学には数学独自の熟語が出てきます。
正負の数、同符号、異符号に始まり、三角形の合同条件に至っては「三辺相当」「二辺挟角」
「一辺両角」と漢字を理解していないとまるで呪文のようです。
まずは、漢字の意味から。
”分かっているだろう”ではなく、生徒さんが本当に理解しているかどうか、
その見極めが必要ですね。
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