2266.~作業化する~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ「作っては、解く!」(7月18日)
・・・中学生のG君の分数の加減。通分が必要な問題へと難易度が上がってきましたが、
講師に説明しながら解いていき、最後は楽しげに自分で問題を作っては解くようになりました・・・。
問題を解くのが生徒さんの仕事であるとすれば、問題を作るのは講師の仕事。
その逆転によって、問題の意図に気づくことができます。
通分の必要な分数の加減では、
予め両分母の最小公倍数を予測しながら問題を作ることになるでしょう。
そうこう楽しみながら問題をたくさん作っては解いているうちに、
「最小公倍数は…、」なんて考えなくても、手がそれを覚えていて問題が解けるようになります。
何でもスラスラとできるようになれば、楽しいものです。
その段階で、知的に考えて解くのではなく、体が覚えていて解けるようになります。
すなわち、作業化します。
作業として行ったことは、知識として覚えたことに比べ、はるかに定着率が高まります。
”その時はできるのですが、少しやらないとすぐ忘れてしまうのです”、というのは
作業化するところまで学習が到達していなかったから、とも言えるのです。
>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/
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