2218.~絵には、気持ちが表れる~

2218.~絵には、気持ちが表れる~  
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
 

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「先生の顔をかいてあげる」(5月23日)
・・・そう言ってRくんは、講師の顔をじっと観察して、ホクロなどの特徴も描き込んでくれました。
   Rくんが講師と仲良くなろうとしてくれているのだと思い、素直にうれしく感じました・・・。

新学期、講師との最初の授業の時のことだそうです。
ずいぶんと、シャレたご挨拶でしたね。

絵では、筆具を動かす描きぶりにも、
また描かれたものの表情にも、描き手の気持ちが表れます。

やさしい口元を描こうとするとき、子どもの口元もやさしい表情になっています。
獲物を狙うギラギラとした目を描くときには、子どもの目もギラギラとしてきます。
口まで尖がらせて描く子どももいます。
子どもは、描こうとするものになって描こうとするところがあります。
対象に対する気持ちを自身に投影し、それを画面に表します。

先日の母の日、お子さんはお母さんのお顔を描かれましたか。
どんなお母さんだったでしょう。
たとえ未だつたない絵であったとしても、気持ちは表れるものです。

今度の父の日、お子さんはどんなお父さんのお顔を描くでしょう。
楽しみですね。
見るのが”ちょっとこわいな”と思われたら、今からでも間に合います。
お子さんがこうあってほしいな、と思うようなお父さんに少し近付いてみるのも一つです。

子どもは寛大ですから、大人の足りなさを大人以上に受容してくれます。

>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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